1月24日から通常国会が始まる。首相は予算委員会をはじめ重要法案の審議には野党の要求で出席が義務づけられ、昨年の通常国会では安倍晋三首相は衆院の予算集中審議だけでも10日間、のべ55時間座っていた。 自民党は「首相が国会審議に対応せざるを得ない時間、日数が世界と比較しても圧倒的に長い」(逢沢一郎・衆院議運委員長)と、首相の国会出席を「国益に重大な影響」を及ぼす案件に限定して国会審議から“解放”する代わりに、党首討論の時間を現在の45分間から1時間に延長し毎月1回必ず開くという国会改革を野党側に提案しているのだ。 その裏には、安倍首相の“体調異変”があるという。自民党国対幹部の説明は聞き捨てならない内容を含んでいる。 「総理の国会出席日数を減らせというのは官邸からの強い要請だ。総理は最近、トイレに行く回数が増えているらしい。外遊同行筋などの情報では、総理に返り咲いた頃は数時間に1回だったが、