米国防総省はこのほど、米カリフォルニア州サンディエゴ付近で空軍戦闘機が2004年に撮影した未確認飛行物体(UFO)の映像を公開した。パイロットたちが見て驚いた物体がなんだったのか、最終的な特定がされたのは明らかになっていない。 米紙ニューヨーク・タイムズは16日、国防総省が「高度航空宇宙脅威識別プログラム」と呼ばれる取り組みでUFOの調査を2012年まで5年間行っていたと報じた。今回公開された映像も調査の対象だった。
フランス検察は12日、2020年に予定される東京オリンピックの開催をめぐり、招致委員会側が国際陸上競技連盟(IAAF)のラミン・ディアク前会長の息子に2800万シンガポールドル(約2億2000万円)を支払ったとされる疑惑を捜査していると発表した。 フランス検察は、「2013年7月と10月の2度にわたり、資金の移動があったとされることについて情報を入手した」と説明している。資金は「東京2020年五輪招致」という名目で記載され、日本の銀行から送金されていたという。振込先はシンガポールにある「ブラック・タイディングス」社だったという。 フランス検察はさらに、「国際オリンピック委員会が2020年オリンピック大会の開催地を決定する時期にあまりに近いタイミングで」、資金がブラック・タイディングス社に振り込まれたことや、同社がパリで「重要な資産購入を並行して行ったこと」など、複数の関連事象がきっかけとな
オバマ米大統領の広島訪問が正式に発表された。第2次世界大戦末期に米国によって世界で初めて原爆が投下された広島を同国の現職大統領が訪れるのは初めて。 「核兵器なき世界」を訴え、2009年にはノーベル賞を受賞したオバマ氏自身にとっても広島訪問は大きな意味を持つが、米国内には、原爆投下が戦争終結を早めたとして正当化する意見も根強く、反発も予想された。
米大統領選で10日、南部ウェストバージニア州の民主党予備選が行われ、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)が勝つ見通しとなった。米メディア各社が伝えた。候補指名に必要な代議員の数でサンダース氏は、クリントン前国務長官に大きく後れを取っているが、この勝利によって望みをつないだ。 次の予備選が来週開かれる西海岸のオレゴン州セイレムで支援者を前にしたサンダース氏は、大歓声に応え、「すでに19の州で予備選や党員集会に勝った。これ以上ないというくらいはっきり言おう。私たちは民主党候補の指名を獲得するために、戦っている」と戦い続けることを表明。自分こそ本選でトランプ氏に有利に戦える、世論調査結果がそれを示していると強調した。
昨年10月に習近平中国国家主席が英国を公式訪問した際の中国訪問団について、エリザベス女王が「とても失礼だった」と発言していたことが明らかになった。女王の生誕90歳を祝いバッキンガム宮殿で10日に開かれた園遊会で、訪問対応の総指揮にあたったロンドン警視庁の警視長と女王が会話する映像が公表された。 女王は、園遊会に招かれたルーシー・ドーシー警視長が習主席訪英の戦略責任者だったという紹介を聞き、「運が悪かったですね」と反応。さらに随員が、「(ドーシー警視長たちは)中国側に非常に、非常に業務を妨げられたが、(警視長は)決して揺らぐことなくすべてをまとめ上げた」と説明すると、女王は「あの人たちは大使にとても失礼でした」と、中国駐在のバーバラ・ウッドワード英国大使に対する中国側の行動に言及した。
米大統領選で共和党候補への指名が確実の情勢となった実業家ドナルド・トランプ氏は5日、英国が欧州連合(EU)から離脱した方が良いとの考えを示した。米フォックス・ニュースとのインタビューで述べた。
画像説明, 弾劾決議で職務停止処分となったルセフ大統領は、政府が「サボタージュされている」と国民に訴えた(12日) ブラジル上院は12日、政府会計粉飾の責任を問われていたルセフ大統領(68)の弾劾裁判の開始を賛成55、反対22で決議した。ルセフ氏はこの日から最大180日間の職務停止処分となり、連立を離脱していたテメル副大統領(75)が暫定大統領に就任した。13年続いた中道左派の労働党政権が事実上、幕を下ろした。 テメル氏は所信表明で「ブラジルの平和と団結を取り戻すのが急務だ。国を救う政府を作らなくてはならない」と危機感を示し、「経済的活力」の重要性を強調。「国の内外でブラジルの信頼性を再建し、新規投資を呼び込み、経済を再び成長させなくてはならない」、「国民の価値観と、経済再建能力を信じている」と述べ、「危機を話題にするのはやめて、代わりに働こう」と呼びかけた。
シリアの部分停戦が破綻寸前となっているなか、ケリー米国務長官は1日、スイス・ジュネーブ入りした。停戦維持にむけて国連特使やサウジアラビア、ヨルダンなどの外相と協議する。特に北部アレッポでの戦闘を止めさせることが、最優先課題だと長官は述べた。アレッポではここ10日間で市民250人以上が死亡している。 ケリー国務長官は「今まさにロシア側と直接協議をしているところだ」と述べ、「今が何より大事だ。ロシアの協力を求めている。アサド政権がロシアの言い分に耳を傾け、国連安保理を通じた国際社会の強力なメッセージに反応するよう求めている」と強調。長官は、国連安保理決議が「国全体の戦闘停止」を呼びかけ、「さらに国全体が人道援助が受けられるよう」シリア政府に呼びかけていると指摘。
過激派組織「イスラム国」(IS)掃討に向け、米軍などの支援を受けたシリア国内のクルド系とアラブ系の合同部隊が、ISが「首都」とする同国北部の都市ラッカ近くに進攻している。戦闘員3万人を擁するとされる「シリア民主軍」(SDF)は、今回の進攻は付近の町に対するISの攻撃を防止するためだと説明している。新たな攻勢はいずれラッカ奪回作戦につながるのか。BBCの安全保障担当特派員フランク・ガードナーが解説する。 「シリア民主軍」、IS主要拠点ラッカ付近に攻撃開始過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のため米国主導の有志連合に参加するクルド系とアラブ系の連合勢力「シリア民主軍」(SDF)が24日、ISが「首都」と呼ぶ北部ラッカの付近に攻撃を開始した。SDFには戦闘員約3万人が参加しているとみられる。米国主導の有志連合が空から援護し、ロシアも支持を表明している。 2016年5月25日
クリントン前米国務長官が公務で私用メールを使っていた問題で、国務省監察総監室は25日までに、クリントン氏のセキュリティー管理が不十分だったとする報告書をまとめた。また、同氏が記録の保存などの規則を順守していなかったと指摘した。 報告書では、過去5代の国務長官のメール使用を調査した。今秋に行われる米大統領選に立候補しているクリントン氏の陣営は、同氏のメール使用が前任者たちとなんら変わりがなかったことが報告書によって示されたとしている。BBCのジョン・ソーペル記者がリポートする。
米大統領選の民主、共和両党の候補指名を目指すレースで、首位を独走するかと思われた最有力候補2人に対立候補たちが待ったをかけている。5日から6日にかけて計7カ所で行われた両党の予備選・党員集会では、共和党のテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)が2州で勝利し、マーコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)がプエルトリコ自治領で勝利。民主党ではバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)が3州で勝った。 5、6日の民主党予備選・党員集会では、サンダース議員がカンザス、ネブラスカ、メイン各州で勝利。最有力のヒラリー・クリントン前国務長官はルイジアナ州で勝利。クリントン氏はこれで12州、サンダース氏は8州を制したことになる。
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