韓国の中央日報によると、全国の成人男女1000人が対象のアンケート調査(※1)で、「朴槿恵政権が外交的に協力を強化すべき国」に日本を選んだ回答者は、わずか4.9%だったという。この数値は、北朝鮮(10.6%)より低い。 一方、専門家30人中21人は、「韓日関係の悪化」を朴槿恵外交最大の失策として、改善を促したという。 朴大統領は就任後、安倍首相との単独首脳会談を頑なに拒否し続けている。15日の「光復節」式典では、慰安婦問題を正しく解決すれば「韓日関係が堅実に発展する」と述べ、日本に具体的な対応を求める姿勢を、改めて強調した。 こうした状況を踏まえ、韓国紙は日韓関係を分析するコラムを多数掲載。日本の姿勢を批判するものから、韓国政府に関係改善の施策を求めるものまで、論調は多様だ。 【関係悪化の原因は複合的】 まず、日韓関係悪化の原因については、「複合的」との見解が多い。中央日報のコラム『「複合