2014年03月16日16:07 カテゴリテクニカル STAP細胞は過失か捏造か 理研の中間報告をめぐって混乱した議論が散見されるので、細かいことだが補足しておく。Nature論文が撤回されることは確実だが、事件の本質はそこにはない。重要なのは、次の問題だ。STAP細胞が本当にできたのか 過失によって他の細胞と混同したのか それとも意図的にデータを捏造したのか1については、理研が「プロトコルの著者(小保方氏を含む)も再現できなかった」と認めたことで、ほぼNOと考えていい。理研の中の人もいうように、これは単なるES細胞からできた多能性細胞と考えるのが無理のない推論だ。この「内部告発」について記者会見でスラッシュドットが質問したのに対して、理研は答えられなかった。 2が理研の説明だが、いろいろ辻褄があわない。特におかしいのは、まとめサイトも指摘している図2eである。これはNatureでは、T細
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