アウディは従来の市販車とは一線を画する自律運転機能を搭載した新型セダンを発売した。しかし、車載センサーとアルゴリズムが、運転中に起こりうるすべての事態に対処できるわけではない。 by Jamie Condliffe2017.07.18 12 7 1 0 アウディの新型高級セダンA8は、渋滞時には走行時速60キロ以下で自律運転が可能とされている。だが、運転手はあまり気を抜かないほうがいいだろう。 アウディA8には、レーダー、カメラ、超音波センサー、レーザー・スキャナーが搭載されている。アウディによると、無人運転自動車の基準として想定されているレーザーを搭載し、周辺状況の把握に用いる市販車は初めてだという。センサーについての詳細をアウディに問い合わせたが、この記事を執筆中には返答を得られなかった。それでも、自律性オートパイロット・システムに精度があまり高くないレーダーとカメラしか使っていないと
![アウディ、渋滞時はAIボタンで自動運転 「ながら通勤」も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a19f0946de56188d8d47455da0fee1e016e873c1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.technologyreview.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F2%2F2017%2F07%2F12023720%2Faudia8x2760-cropped-1400x787.jpg)