フェイスブックの研究者チームが、単語を振動に変えて腕に伝える機器を開発した。100分のトレーニングで100の単語を認識できる。 by Rachel Metz2018.04.18 93 23 2 1 スマホに届いたメッセージを、腕に伝わる振動だけで「読み」たいと考えたことがあるだろうか? フェイスブックの研究者チームが、まさにそれを実現するデバイスを開発している。言葉を現実世界の「Poke」(ポーク=指ちょん)にしてくれるのだ。 フェイスブックの研究者たちは、ギブスのような形状をしたウェアラブル機器を試作した。中にはアクチュエーターがあり、それが動くと特定の音に対応したパターンの振動が腕に伝わる。研究者は被験者たちに4つの異なる音素(単語を構成する機能を持つ音の最小単位)を区別させることに成功した。わずか3分でだ。このプロジェクトの技術面を先導するアリ・イスラー博士によれば、100分の訓練を
![メッセージを振動に変換、フェイスブックが「皮膚で読む」試作機](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f3f250467e55f4d96bc8ff075b409186a922a33b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.technologyreview.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F2%2F2018%2F04%2F18054332%2Fscreen-shot-2018-04-13-at-10.19.48-am-cropped.png)