国内に原油や天然ガスの資源を豊富に抱え、再生可能エネルギーの後進国であったロシアが国連に向けて、再生可能エネルギーの増産を表明。2035年までに水力発電以外の再生可能エネルギー発電量を10倍以上に引き上げるとしている。 by Michael Reilly2017.08.04 55 17 1 0 現在はそう見えないが、ロシアは環境にやさしい国になるかもしれない。 シベリアの永久凍土を溶かしている気候変動にはなんの関係もないことだが。 ウラジーミル・プーチン大統領が最近、クリーンエネルギーについて好意的な意見を述べているという事実は、ロシアが石油・ガスを扱う国有企業から莫大な富と経済的活力を得ていることを考えると意外に思えるかもしれない。 ロシアのエネルギー省も、国際再生可能エネルギー機関(International Renewable Energy Agency: IRENA)が最近発表した
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