ジェフ・ベゾス、イーロン・マスク、リチャード・ブランソンの3人は、先週相次いで各自の宇宙企業について発表した。各社の事業内容は異なるが、共通点がひとつある。成功すればばく大な富を生み出せるのだ。 by Jamie Condliffe2017.03.06 35 11 3 0 地上で産業界を騒がせるのに飽きた最高経営責任者(CEO)は、決まったように次の目線を宇宙に向ける。 究極の億万長者が個人的に宇宙企業に夢中になるのは、別に目新しい話ではない。ジェフ・ベゾスもイーロン・マスクもリチャード・ブランソンも、各自でブルー・オリジン、スペースX、バージン・ギャラクティックという宇宙企業を所有している。しかし今週、3人は個別に発表し、宇宙行きの計画を手がかりにした新事業の立ち上げを宣言した。 ジェフ・ベゾスはワシントンポスト紙(社主はベゾス自身)の取材を受け、月に物資を輸送する計画を準備中だと認めた
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