リシンク・ロボティクスが発表した一本腕の産業用ロボット「ソーヤー」の最新版は、動作をきめ細かく制御できる。「やって見せて覚えさせる」機能で、プログラムの専門家でなくても動作を指示できるのも特徴だ。 by Michael Reilly2017.02.09 37 6 2 0 リシンク・ロボティクス(協働型産業用ロボットの先駆者)が自社製ロボット「ソーヤー(Sawyer )」を大幅にアップグレードした。複雑な作業工程をプログラムの専門家でなくても個々の動作として覚えるように設計されており、企業は制御ソフトの最新版「Intera 5」によって、安全で簡単に人間と一緒に働ける工場ロボットの可能性に気づくだろう。 リシンクの創業者であるロドニー・ブルックスCTOが「行動エンジン」と呼ぶIntera 5の中核部分は、本質的にはプログラム可能な決定木であり、調整によって一本腕のソーヤーはさまざまな作業をこ
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