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ブックマーク / chuokoron.jp (9)

  • 細谷雄一×東野篤子×小泉 悠「ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図」|国際|中央公論.jp

    さまざまな人の発言、ときには誹謗中傷も飛び交うネット空間。SNSを積極的に使って発言を続けている国際政治学者3名が、ウクライナ戦争以降のネットを中心とした言論空間について語り合った。 (『中央公論』2024年4月号より抜粋) SNSを始めたのは...... 細谷 小泉さんは20万人、東野さんは10万人弱と、日の国際政治学者ではトップクラスのX(旧Twitter)のフォロワーをお持ちです。今日は、まずSNSを使い始めた経緯から話すことにしましょうか。 小泉 私が初めてやったSNSは、大学時代に流行ったmixi(ミクシィ)です。mixiが廃れて以降はしばらく遠ざかっていましたが、その後、外務省の専門分析員をしていたとき、当時の情報官が「Twitterというものができた。アメリカの専門家の意見がリアルタイムで読めてすごいぞ」と言うのを聞き、アカウントを作りました。以来、時折つぶやいたり他人の意

    細谷雄一×東野篤子×小泉 悠「ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図」|国際|中央公論.jp
    tekitou-manga
    tekitou-manga 2024/03/14
    "私に反論された人が意見を変えることは100%ありません。それどころか、恨みを抱いて余計に粘着してくる"
  • 松本 創 維新の組織風土と候補者集めの実情|政治・経済|中央公論.jp

    維新の会は急速な党勢拡大の一方で、所属議員の不祥事が後を絶たず、女性候補者の少なさも指摘される。維新を長く取材し、『誰が「橋下徹」をつくったのか』の著書もあるノンフィクションライターが、党の実情を掘り下げる。 (『中央公論』2023年8月号より抜粋) セクハラ府議、号令一下の除名 「除名やね」 すでに政界を引退しているにもかかわらず、松井一郎前代表が発した一言で潮目が変わった。 地域政党・大阪維新の会の「創業社長」と呼ばれる彼の判断がどれだけ党の方針を左右し、組織がいかにその手腕に依存してきたか、一連の動きは如実に物語っている。 事の発端は5月17日、文春オンラインが同党大阪府議団代表に就任してまもない笹川理(おさむ)府議のパワハラ・セクハラ・ストーカー行為を報じたことだった。 8年前の2015年、党の後輩で同じ選挙区だった女性大阪市議にLINEメッセージを執拗に送り、つきまとっていた

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    tekitou-manga
    tekitou-manga 2023/12/30
    "政治家は長くやるものではなく、社会貢献的な副業として一定期間に限り従事するものという考えがうかがえる。議員報酬などを削る「身を切る改革」や「議員を身分にするな」という主張の背景"
  • 谷垣禎一 総裁を託した安倍晋三元首相のこと――「対立の岸」と「融和の池田」 一人二役をめざしていた|政治・経済|中央公論.jp

    第二次安倍政権で法務大臣を務めた谷垣禎一氏は、安倍元首相とどのような関わりがあったのか。また、安倍氏の政治をどう見ていたのか。インタビューに答えてもらった。 (『中央公論』2023年7月号より抜粋) 「最後の一里」のあとで ──『安倍晋三回顧録』には国内外を問わずさまざまな政治家が登場しますが、2006年の総裁選で争うまでは「あまり縁がなかった」とされている谷垣さんについての言及が、読み進むにつれてどんどん増えていくのが印象的でした。 最近は目が疲れやすくて、まだ全部を読み通せてはいないのですが、政策面でも「宏池会、財政規律重視、ハト派」で縁遠かったという私への評価は、ほとんど私が安倍さんに抱いていた印象の裏返しです。 ただ、安倍さんとかなり緊密に連携して活動されていた故中川昭一さんは、私にとっても麻布中学・高校の後輩でしたので、彼を通じて安倍さんの考えは伝え聞いていました。若くして小泉純

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    tekitou-manga
    tekitou-manga 2023/06/21
    贔屓目が過ぎる /えぇ……"その安倍さんがこれからは融和が必要だと考えていた"てどこをどう取れば……?一億総活躍も全世代型社会保障も左派的じゃなくね……? / 中央公論7月号読んできた。この後は割とまともだった
  • 小川淳也×千正康裕 元キャリア官僚から見る、霞が関の破綻|政治・経済|中央公論.jp

    若手官僚の早期退職、国家公務員採用試験の申込者数の減少など、霞が関が没落の危機に直面している。この現状を、ドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」の主人公ともなった小川淳也・衆議院議員と、18年半の間厚生労働省に勤務した千正康裕氏が語り合う。 (『中央公論』2023年5月号より抜粋) 霞が関から離れていく若者たち ──霞が関で働く官僚が疲弊しているという声が、各方面から聞こえてきます。実際に若くして退職する官僚も多く、国家公務員採用試験の申込者数も2017年度から21年度まで5年連続で減少しています。旧自治省(01年に総務省に統合)の官僚から地盤を持たないまま政治家へと転身された小川さんと、厚生労働省の官僚からコンサルタントへと転身された千正さんには、今の霞が関はどのように映っていますか? 千正 若手官僚の離職はもはや普通のことで、誰も驚かなくなっていますね。僕自身は01年に

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  • 〈デトロイトでは197歳の老人まで投票〉米大統領選のデマを近畿地方の田舎町から流し続けたX氏の正体とは|社会|中央公論.jp

    「大統領選で不正があった」と怒り、大阪市でデモ行進する人たち。ベビーカーを押す女性の姿も見られた(写真提供:読売新聞大阪社社会部 2020年12月) 2020年のコロナ禍で行われた米大統領選。トランプ氏やバイデン氏に関するデマや陰謀論が飛び交い社会を混乱させた事は記憶に新しい。しかし、その発信源はアメリカだけではなく、実はこの日も含まれていたのはご存じだろうか。読売新聞取材班が辿り着いたサイト運営者の正体とは――。 ※稿は、『情報パンデミック――あなたを惑わすものの正体』(著:読売新聞大阪社社会部)の一部を抜粋・再編集したものです 匿名のまとめサイト運営者を特定 私たちのツイッター分析でも、日で「選挙不正」に関するデマが拡散した要因の一つに、あるサイトの存在があることはわかっていた。2000回以上リツイートされた投稿のうち、最も多い18件がそのサイトの発信だったのだ。 投稿内容を

    〈デトロイトでは197歳の老人まで投票〉米大統領選のデマを近畿地方の田舎町から流し続けたX氏の正体とは|社会|中央公論.jp
  • 砂原庸介✕善教将大 「日本維新の会」は国政でも存在感を示せるか?|政治・経済|中央公論.jp

    2021年10月の衆議院議員選挙で30議席増の41議席を獲得した日維新の会。大阪の地域政党からはじまったこの党はいかにして躍進したのか? 砂原庸介・神戸大学教授と善教将大・関西学院大学教授が分析する。 (『中央公論』2022年1月号より抜粋) 選挙結果にサプライズなし 砂原 先の衆議院選挙の印象は、「まあこんな感じだろうなあ」というものです。特に地殻変動が起きた感じもなく、事前の政党支持率がそのままに出た結果だったなと。メディアの方などから立憲民主党(以下、立民)が負けた理由を問われますが、もともと支持率が低かったわけです。 善教 私の手元にあるデータを見ると、小選挙区と比例で違う政党に入れている有権者がこれまで以上に多い点がポイントだと思います。自民党も立民も比例の得票数は小選挙区より少ないのですが、その差分、こぼれた票は基的に日維新の会(以下、維新)に流れていると見ています。確か

    砂原庸介✕善教将大 「日本維新の会」は国政でも存在感を示せるか?|政治・経済|中央公論.jp
  • (2ページ目)砂原庸介✕善教将大 「日本維新の会」は国政でも存在感を示せるか?|政治・経済|中央公論.jp

    維新躍進の肝は「同日選挙」 砂原 維新については、大阪と国政を分けて考える必要がありますね。 まず大阪から見ると、政党として継続的な支持を得ています。その原動力になっているのが、2011年、15年、19年と3度行われた大阪府知事と大阪市長の同日選挙です。誰をリーダーに選ぶか、府と市のあり方を繰り返し問うたことで大阪における維新の存在感が際立った。それが先の衆院選にも影響したとすれば、大阪の人は国政選挙より地方選挙を重視しているとも取れます。 善教 同日選挙が最大の肝であることは間違いありません。私はよく「アジェンダ・セッティング」という言い方をしますが、選挙で選択基準となる争点を示し、それを有権者に認識させることが重要です。大阪の場合、知事と市長を一緒に選択させることで、府市間調整を問うというアジェンダを設定できています。この時点で、調整機能に乏しい大阪自民党は不利になります。 砂原 1

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  • 大山くまお レビューと考察の狭間で映画評論の現在地を考える|文化|中央公論.jp

    映画評論の軌跡を確認しつつ、その現在地についてライター・評論家の大山くまおさんが論じます。名物解説者のいた時代からメディア環境は変化していき、そして今……。 (『中央公論』2022年7月号より抜粋) 今年3月、映画評論家の佐藤忠男が逝去した。91歳だった。1950年代から映画評論活動を旺盛に行い、日映画、アジア映画の発展に寄与した。著書は共著も含めると150冊に上る。同月、95年に創刊された雑誌『映画秘宝』が2度目の休刊となった。アクション映画やホラー映画を積極的に紹介した独特の編集方針が人気を集めたが、今後はウェブなどでの展開を探るという。軽いタッチの文章が中心でありつつ、長文の映画評論にアクセスしやすい媒体でもあった。 佐藤の死と『映画秘宝』の休刊。二つの出来事には何の関連性もないが、2022年現在の「映画評論」のあり方を考えたとき、どこか象徴的に思えてしまう。 まず、映画評論とは何

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  • 民主主義は権威主義に劣るのか? コロナ下の政治体制を分析する 安中進|政治・経済|中央公論.jp

    世界的なコロナ危機の状況下にあって、コロナ対応においては、私権制限をできる権威主義国家の方が民主主義国家より「優れている」という言説が、データを論拠に散見される。果たしてそうなのか? 早稲田大学高等研究所の安中進講師が、改めてデータを分析し、コロナ下の政治体制を検討する。 (『中央公論』2021年9月号より) 新型コロナウイルス(以下、コロナウイルス)が世界中で猛威をふるっている。ワクチンの開発と普及にともない、予防接種の進んだ国々では収束の傾向も若干見られるが、完全な出口の展望はいまだに開かれていない。 この未曽有の危機に際し、民主主義という政治体制のもとでは、大規模なパンデミックに機動的、能動的に対応できず、多くの死者が出ることが避けられないと悲観的に考える向きもある。実際、少なからぬ有識者が、コロナウイルスへの対応では、私権を強制的に制限できる権威主義国家の方が民主主義国家より優れて

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