週アスに大阪産業大学のデザイン工学部情報システム学科がkintoneをはじめとするグループウェアの活用と成果との因果関係を探った結果の記事「kintoneを使ってグループウェア導入の効果を研究してみたら」が載っている。なかなかに面白い結果になっているようなので、ちょっと考察してみたい。 研究を行っている大阪産業大学の高橋・山田研究室では、kintone上でアプリ開発ができる権限を学生に持たせて、アプリの開発と改良を行わせているようだ。この記事の前に公開されていたこちらの記事によると、単にアプリの開発だけでなく研究日報の報告とフィードバック、さらにはスケジュール管理などもグループウェア上で行っているということで、さながら一つの会社組織のような運用形態になっている。これらの記事から、この小組織内におけるコミュニケーション基盤としてのグループウェアが果たしている役割についてちょっと分析する。 ナ