サモア各地で行われた、麻疹(はしか)予防接種の様子。国連児童基金ユニセフ・サモア提供(2019年12月4日撮影、5日公開)。(c)AFP PHOTO / ALLAN STEPHEN / UNICEF 【12月5日 AFP】太平洋の島国サモアは5日、麻疹(はしか)の流行を食い止めるため、2日間の日程で政府機関や民間企業などを閉鎖して、前例のない国全体での予防接種作戦に踏み切った。10月半ばに始まった今回の麻疹の流行では既に62人が死亡し、うち54人が4歳以下の乳幼児となっている。 【関連記事】はしかで14万人超死亡、2018年 ワクチン接種率の停滞で サモア当局は全ての民間企業と緊急対応の不要な政府機関の閉鎖を命じ、島々を結ぶフェリーの運行や車の通行も中止した。住民には夜間外出禁止令に従って自宅で待機するよう指示が出ている。 予防接種を受けていない住民のいる家は目印に赤い旗を立てるよう指示さ
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