美少女「萌えキャラ」で若者呼び込め 自治体など続々 2007年03月01日 自治体や公的団体のキャラクターに、「萌(も)えキャラ」と呼ばれる美少女キャラが相次いで登場している。活躍の舞台は主にホームページ(HP)だ。若者へのイメージアップで地域おこしに結びつけたいとの思いがキャラクターに込められる。ファンが親しみを抱いたり、感情移入したりする萌えキャラの関連市場は約900億円ともいわれ、企業も熱い視線を注ぐ。 「びんちょうタン」が出迎える紀州備長炭振興館の看板と、担当の松本貢さん=和歌山県みなべ町で 紀州備長炭の産地、和歌山県みなべ町では、みなべ川森林組合が頭に備長炭を乗せた少女「びんちょうタン」をキャラクターにした。制作したゲームソフト会社「アルケミスト」(東京)が04年、備長炭の発信に役立ててほしいと、組合に提携を持ちかけた。 組合での活用と並行して、同社は商品化を展開。キャラクター商