日本酒サイトをご覧の方に、「十四代」の説明はいまさら必要はないだろう。さまざまなメディアで、さまざまに語られる十四代だけど、お蔵拝見リポートは実はそう多くない。 今回幸運なことに、「高木酒造」代表取締役「十四代当主」高木辰五郎氏と、まさに十四代ブランドの立役者である専務取締役「十五代」顕統氏にお話をうかがい、お蔵を見せていただくことができた。 山形県村山市は県のほぼ中央に位置する。高木酒造がある村山市富並はまさに雪国という言葉がぴったりの土地柄だ。 うかがった2月下旬はたっぷりの雪に覆われ、寒仕込み真っ最中であった。 「この雪があるからこそ、もろみの発酵がうまく運ぶんですよ」と、雪景色をいとおしそうに眺める辰五郎氏。雪の話をきっかけに高木酒造の歴史をうかがった。 「酒造りをはじめたのは元和元年(1615年)ですから、390年ちょっとになります。私は酒造りだけではなく、県会議員という政治の仕
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