ペンタックスは24日、中判フィルムカメラの「67II」と「645NII」について、2009年9月をメドに生産を終了すると発表した。 理由を「電子部品の調達が困難になったため」としている。 67IIは1998年11月、645NIIは2001年10月にそれぞれ発売。デジタルカメラが主流となった現在も根強い支持を得ているものの、上記の理由により「やむを得ず生産を終了する」という。 2009年4月以降、生産終了までの生産数量は、67IIが約250台、645NIIが約450台の予定。 これをもってペンタックスの国内ラインナップから、フィルムカメラが消滅したことになる。ただし、今回の発表はフィルムカメラからの完全撤退を表明したものではないという。時期やエリアに応じて、生産および販売の可能性はあるとしている。 645用交換レンズの生産は今後も続ける。 なお24日、ペンタックスは「645 Digital」