感染予防から次のステージへもはや日本でも相当数の方が感染していると思われる新型コロナウイルス。一方で、軽症で済む場合もあり、感染拡大予防をできなかった以上、ここからは感染した人たちをいかに適切に診察・治療する体制を築いていくかが課題になってくると思われます。日本より一足先に感染確認がされていたシンガポールについて感染対策の記事を書きましたが、シンガポールはこの記事を公開した2月14日、医療体制において新施策を投入しました。 シンガポールの警戒レベルは現在オレンジレベル(著者撮影)このようなパンデミック時に、どのようにパニックにならずに正しく恐れることができるか。2003年SARS流行の苦い経験も踏まえた今回のシンガポールの動きから学べることはないでしょうか。生活者としてはどんなときに医者に行き、どのような休み方や働き方ができるか、時系列で改めてシンガポールの医療系施策を追いながら考えてみた