速さの公式「はじき」が塾講師の間で“最凶・最悪”といわれるワケ。算数が苦手な子はこう解いている速さの問題がすらすらと魔法のように解ける「はじき」の公式。しかし実は塾講師の間では“最凶・最悪”の公式とも呼ばれています。算数で最も難しい単元のひとつとされている「速さ」の問題を、「はじき」を使わずにどう教えたらいいのでしょうか。 多くの小学校では、5年生の3学期に「速さ」について学びます。速さは割合と並んで算数で最も難しい単元とされていますが、そこで重宝されているのが「はじき」の公式です。地域によっては「みはじ」と呼ぶこともあるようです。 「はじき」の公式を使うと、難しい速さの問題が魔法のように簡単に解けるということで、子どもたちには人気です。ところが塾講師の間では、「はじき」ほど最凶・最悪と呼ばれる悪名高い公式はありません。いったい何が問題なのでしょうか。 速さの問題が簡単に解ける「はじき」の