10日公示、22日投開票の衆院選に向け、民進党が新党「希望の党」に事実上の合流を図る動きをめぐり、北海道の民進の立候補予定者が30日、相次いで公認申請しない意向を示した。この動きを受け、民進道連などと選挙協力の協議を続けてきた共産党道委員会幹部は、候補者一本化に応じる可能性を示唆した。 道10区(岩見沢市など)から立候補する新顔の神谷裕氏(49)は岩見沢市であった会合で「希望の党には公認申請せず、無所属で戦う」と表明。「安保法制は憲法違反と訴えてきた。踏み絵を示されても、うそはつけない」と語った。希望の党代表の小池百合子・東京都知事は29日、安保関連法に反対する民進出身の立候補予定者を「排除する」と明言している。 道8区(函館市など)の前職逢坂誠二氏(58)は北斗市でのイベントであいさつし、「無所属で出ようと腹を固めている。無所属だと党からの支援もなく、制約があるが、思うところを伝えていき