ブックマーク / gendai.media (16)

  • もううんざり! 競争社会から降り始めた現代のディオゲネスたち(木澤 佐登志)

    私たちはなぜ有用な人間であることを証明しつづけなければならないのか? 「生産性」という病に取り憑かれた社会を解剖し、解毒剤を練り上げる、気鋭の著者による待望の新連載! 第1回は、寝そべり主義、#最後の世代、ゴブリンモード、大量離職、サイレントテロなど、生産性のロジックを基盤とした苛烈な競争社会に対して静かなる抵抗を始めた、「現代のディオゲネスたち」を追う。 (毎月1日頃更新) 寝そべることで見えてくる世界の真実 ふたつの記事からはじめたい。 ひとつ目は、『ダイアモンドオンライン』に掲載された「中国の過酷な受験戦争を勝ち抜いた若者が「寝そべり族」になってしまう理由」という二〇二一年七月の記事。 経済の急速な発展による社会競争の激化。格差のとどまることを知らない拡大。壮絶さを極める過酷な受験戦争。そんな厳しい競争社会である中国、そこで生きる若者たちがいま、静かに競争から降りようとしているのだと

    もううんざり! 競争社会から降り始めた現代のディオゲネスたち(木澤 佐登志)
  • 「弱さ」はどんな可能性をもっているか? 哲学者の日常の経験から見えてきたこと(永井 玲衣,三木 那由他) @gendai_biz

    「弱さ」とは何か。それは悪いものなのか。人はどんなときに弱くなるのか。「弱い」立場の人と一緒にいるときにはどうすればいいのか。……ともに哲学の研究者である三木那由他さんと永井玲衣さんが、「弱さ」について語り合いました。 (記事は「群像」2022年10月号に掲載された「「弱さ」のこと……」をウェブ用に編集したものです) 哲学をすると強くなるのか 三木 編集部から「「弱さ」の哲学」というテーマを示されて、まず何の話をしたらいいんだろうと思ったんです。誰の、どういう弱さのことなのだろうと。いろいろありますよね。哲学する側の人だったり、議論の参加者だったり、「弱さ」そのものを哲学のテーマにすることもあるし。 「群像」だったかオンラインのメディアだったか、永井さんはどこかで「語られたくない人」の話をされていたと思います。それから、これも永井さんがよくされている、哲学対話は聞くことが大事という話。「

    「弱さ」はどんな可能性をもっているか? 哲学者の日常の経験から見えてきたこと(永井 玲衣,三木 那由他) @gendai_biz
  • 池袋西口の中華『新珍味』はなぜ台湾独立運動の聖地となったか(田中 淳) @gendai_biz

    東京・池袋駅西口から徒歩3分。雑踏にたたずむ老舗の庶民派中華料理店『新珍味』が、最近、台湾人客の間で「聖地」としてクローズアップされていることをご存知だろうか。 店のオーナーは、昨年100歳となった現役の台湾人革命家・史明(しめい)。彼への再評価の気運が高まるとともに、『新珍味』を訪れる台湾旅行客が増えているのだ。 池袋西口の生き字引ともいうべき史明が語る、驚くべきエピソードの数々とは──。 「台湾独立運動のゴットファーザー」の店 「焼きギョーザに半ライス、あとビールね」 「大滷麵(ターローメン)とニラレバ炒め」 平日のランチタイムを過ぎたというのに、『新珍味』の客足は途絶えることがない。2階のテーブル席では常連たちがネクタイを緩めながら昼ビールで気勢を上げている。敷地面積わずか9坪で、1階はカウンター7席のみの小さな店ながらメニューは60種類を網羅。書き入れ時も作り置きせず、注文を受け

    池袋西口の中華『新珍味』はなぜ台湾独立運動の聖地となったか(田中 淳) @gendai_biz
  • 東京都では「自宅療養者のフォロー」も崩壊…そのウラで際立つ「墨田区の凄まじい戦略」(山岡 淳一郎) @gendai_biz

    酸素飽和度80%でも、入院できず 第五波のデルタ株の蔓延で、東京都のコロナ患者の受け皿は底が抜けた。都は約6000床の病床を確保しているが、即応できるのは半分ばかり。自宅療養者が2万人ちかくに膨張している。感染者を病院や宿泊療養ホテルに振り分ける保健所の職員は、患者の自宅放置状態をこう語る。 「先月下旬から都の入院調整部に患者さんの入院先を求めても、38℃以上の高熱だけでは無理。重大な基礎疾患、それも大学病院や公立病院を定期受診して病歴がはっきりしていないと難しい。 先日は、血中の酸素飽和度80%の方の入院を調整部に委ねたけど、10病院で拒否されました。まだか、まだかと催促している間に人が救急車を呼んだ。酸素飽和度は、なんと60%まで下がっていた。救急隊が大慌てでやっと大学病院に搬送できたんです」 酸素飽和度が80%を切れば生命の危機状況といわれる。60%なら意識障害の怖れがあるとい

    東京都では「自宅療養者のフォロー」も崩壊…そのウラで際立つ「墨田区の凄まじい戦略」(山岡 淳一郎) @gendai_biz
  • 「能力主義」は悪なのか? サンデルの考えを「日本に輸入する」ときの注意点(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    「能力主義」は悪なのか? サンデルの考えを「日に輸入する」ときの注意点 日米の違いを考慮したほうがいい 2010年に「ハーバード白熱教室」で日でも一世を風靡した、政治哲学者のマイケル・サンデル。彼の新刊『実力も運のうち:能力主義は正義か?』は、日でもベストセラーとなっている。 最近では日でも格差社会が問題視されるようになり、「能力主義」や「行き過ぎた競争」に対して批判的な意見は、知識人に限らず市井の人々の多くにも共有されるようになった。SNSなどの投稿を観察しても、多くの人たちは日の論壇でなされているような「格差社会批判」や「ネオリベラリズム批判」をサンデルにも期待しているようだ。 しかし、『実力も運のうち』をよく読んでみると、サンデルが展開している議論はわたしたちが「能力主義批判」という言葉からイメージするものとはややズレているようだ。端的に言えば、サンデルが行っている能力主義

    「能力主義」は悪なのか? サンデルの考えを「日本に輸入する」ときの注意点(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
  • 社会が変わればエコな暮らしもできる。「◯◯して欲しい」をもっと伝えよう!(クラーク 志織)

    ロンドンに住むイラストレーター クラーク志織さんの連載「イギリスのSDGs事情ってどうなのさ?」。イギリスの人たちがSDGsの理念を日々の暮らしにどう取り入れているのかを、パンチの効いた軽妙なタッチのイラストつきでレポート! 笑いと学びのつまったコミックエッセイです。今回は、環境問題に熱心な志織さんがふだんの暮らしで抱えるモヤモヤを吐露。結局のところいちばん大事なのものって......? 「選びたいけど高い」買い物は葛藤の連続 もう「気候変動」ではなく「気候危機」だと言われるほど、地球温暖化の脅威が差し迫っている今日この頃。私も以前に増して環境負荷の少ない暮らしを心がけるようになってきました。 例えば、家庭から出るプラスチックゴミの量をできる限り削減したいと、日用品はできるだけ近所の量り売りショップから購入するようにしています。シャンプー、リンス、洗剤、パスタなどなど、自宅から容器を持参し

    社会が変わればエコな暮らしもできる。「◯◯して欲しい」をもっと伝えよう!(クラーク 志織)
  • 『俺の家の話』は、「ドラマのお約束」をひっくり返した傑作だった…!(岡室 美奈子) @gendai_biz

    能とプロレスの意外な共通点 能とプロレスは正反対のように見えて、実は似ている。宮藤官九郎脚『俺の家の話』はそのことを見事に活かした傑作ドラマだった。 両者が正反対なのは一目瞭然だろう。能が日の格式高い伝統芸能であり人間国宝を擁するのに対して、プロレスは肉体がぶつかり合う格闘技であり大衆的なエンターテインメントだ。そして能の宗家が血縁による世襲制であるのに対して、プロレスの団体は技の継承はあっても血縁とは無関係である。 しかし両者には意外と共通点も多い。たとえば能舞台とリングはどちらも観客に囲まれた四角い空間だし、能役者とプロレスラーはそれぞれに面/覆面をつけ、作中で言われるようにどちらも体幹が重要で、そして何より、生と死にかかわるという点で共通している。 能とは夢幻能に代表されるようにしばしば亡霊が登場する、生と死をめぐる芸術である。プロレスも実は生と死にかかわる格闘技だ(『俺の家の話

    『俺の家の話』は、「ドラマのお約束」をひっくり返した傑作だった…!(岡室 美奈子) @gendai_biz
  • 竹中平蔵氏、中国社会でひそかに「大人気」になっていた(梶谷 懐) @gendai_biz

    あの竹中平蔵氏が、中国で大いに人気を集めているらしい。中国の人々はいったい竹中氏の何に惹かれ、彼から何を得ようとしているのか。その背景を追っていくと、日中で共振する「新自由主義」の動きが見えてきた。神戸大学・梶谷懐教授による全3回のレポート。 スーパーシティ法案成立の陰で 年5月27日に、国家戦略特区法の改正案、いわゆる「スーパーシティ法案」が国会で成立した。新型コロナウイルス禍の拡大に伴う緊急事態宣言発令中の成立であり、報道などでは、遠隔医療の格導入を始めスマート技術を用いた感染対策の進展に期待する声も多く聞かれた。 このスーパーシティ構想の背景としてAIやビッグデータを活用して社会のあり方を根から変えるような都市設計を目指す動き、すなわちスマートシティの建設が、世界各地で格化していることが指摘されている。 それを踏まえた上で(1)生活を支える複数のサービスが導入されている(2)

    竹中平蔵氏、中国社会でひそかに「大人気」になっていた(梶谷 懐) @gendai_biz
  • ネオリベラリズムはなぜブルシット・ジョブを生み出してしまうのか(酒井 隆史)

    効率化をうたうネオリベラリズムが、非効率で不合理なブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)の増産に帰結してしまうのはなぜか? 社会思想史家にしてデヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』の訳者でもある酒井隆史氏による、「日常的ネオリベラリズム」批判序説。 「効率化」が効率的だなんて実感はどこにあるだろう? いつごろからか、なにごとにも「効率化」「合理化」「スリム化」などなど、一連の似たようなワードが呼号されるようになった。「規制緩和」、無駄の削減、合理化の導入、競争環境の導入によるスリム化、IT化による簡素化などなど、こういったお題目によって、わたしたちの生活はさまざまに変えられてきた。 ところが、みなさん、それによって日常生活がより解放的で自由になったという実感がどれほどあるだろうか? この問いは前回のウェブ記事(https://gendai.ismedia.jp/articles/

    ネオリベラリズムはなぜブルシット・ジョブを生み出してしまうのか(酒井 隆史)
  • 世界の危機を深刻化させる「無邪気な冷笑家たち」その厄介な誇り(渡辺 由佳里) @gendai_biz

    「真の名」と「偽りの名」 魔力や特別なパワーを持つ者が出てくる欧米の神話やファンタジーでは「真の名」が非常に重要な意味を持つ。 「真の名」は人の真相を表すものなので、他人に知られるとパワーを明け渡すことになる。だから力を持つ者は自分の真の名前を隠そうとするし、その者を打ち破るためには真の名を探らなければならない。 日ではアーシュラ・K・ル=グインの『ゲド戦記』を通じて「真(まこと)の名」のコンセプトを知った人が多いのではないかと思うが、エジプト神話や古代ギリシア神話、そして聖書にも出てくる、古くからあるコンセプトなのだ。 たとえば、エジプト神話の女神イシスは、毒蛇を使った策略で太陽神ラーから真の名を聞き出して彼のパワーを支配し、息子のホルスに権力を与えた。 現在、アメリカや世界のほかの国々で起こっているのは、権力のある人びとが「偽りの名」を駆使して力のない人びとを弾圧し、腐敗をすすめて

    世界の危機を深刻化させる「無邪気な冷笑家たち」その厄介な誇り(渡辺 由佳里) @gendai_biz
  • 今、J-POPとは何か?「リズム」から見えてくる2010年代の変化(柴 那典) @gendai_biz

    今、J-POPとは何か?「リズム」から見えてくる2010年代の変化 キーワードは「なまり」、その影響とは J-POPとは、果たして何か? それはどう変化してきたのか。 そういう問いに対して、音楽産業の構造や、メディアの変遷、聴き方の変化から論じるは少なくない。また、ヒット曲の歌詞に描かれる情景や心象風景を分析するアプローチも一般的だ。 対して、気鋭の批評家であるimdkm(イミヂクモ)さんが初の著書として上梓した『リズムから考えるJ-POP史』は、そのタイトルの通り「リズム」を軸にJ-POPの変遷を辿る意欲的な一冊だ。小室哲哉、宇多田ヒカル、中田ヤスタカ、三浦大知など数々のアーティストの楽曲がどう新しかったのか、どう時代を変えたのかを、画期的な手法で論考し解き明かしている。 そこで記事では、J-POPにおける「リズムの革新」について、音楽家、音楽プロデューサーであり『ナイトフライ 録音

    今、J-POPとは何か?「リズム」から見えてくる2010年代の変化(柴 那典) @gendai_biz
  • 納税額の低い人を「税金泥棒」と見なす社会は、どう克服されてきたか(石川 敬史) @gendai_biz

    納税額の低い人を「税金泥棒」と見なす社会は、どう克服されてきたか 私たちはこの達成をすぐに忘れてしまう そもそも国民の権利は、納税の「対価」なのか 近年、納税額の少ない人間を「税金泥棒」と呼ぶ言説が登場し話題になっている。この興味深い言説が登場した経緯を簡単に振り返ってみよう。 金融庁のワーキンググループによる報告書——「平均的な高齢夫婦の場合、毎月およそ5万円の赤字が続き、退職後の30年間でおよそ2000万円の不足が生じる」、「若いうちから積立、分散、長期の投資などを奨励」——を受けて6月4日に麻生太郎財務相が記者に対して、「100まで生きる前提で退職金って計算したことあるか?」と説教を始めた映像に国民の多くが面らった。 報告書に示される、威圧的な文字列に恐慌を覚えたこともさることながら、なぜこの財務大臣は、「100年安心」という建前を反故にする内容をこうまで偉そうに語ることができるの

    納税額の低い人を「税金泥棒」と見なす社会は、どう克服されてきたか(石川 敬史) @gendai_biz
  • ビル・ゲイツ大絶賛の書が私たちに投げかける「重要な問い」(上杉 周作) @gendai_biz

    いきなりだが質問だ。 まず、下に記したアジア9ヵ国の名前を見てほしい。 ・タイ ・中国 ・ベトナム ・インドネシア ・モンゴル ・ミャンマー ・カンボジア ・ネパール ・フィリピン では、この9ヵ国のうち、女性ひとりあたりの子供の数、すなわち「出生率」が平均「3以上」である国は、何ヵ国あるだろう? 難しいだろうか? では、ヒントを出そう。各国の2017年の中央年齢は以下の通りだ。 中央年齢とは、その年齢より上の人口と下の人口が半数ずついるということ。たとえばフィリピンでは、国民の半数以上が24歳以下だ。ちなみに、日の2017年の中央年齢は47歳で、出生率は1.43だ。 これをもとに、「出生率」が平均「3以上」なのは、9ヵ国のうち何ヵ国か考えてみてほしい。 正解は後述する。先に、なぜこんな質問をしたのか説明しよう。 入管法改正で日にやってくるのはどんな人たちか 昨年に入管法が改正され、日

    ビル・ゲイツ大絶賛の書が私たちに投げかける「重要な問い」(上杉 周作) @gendai_biz
  • 人工知能を制作してわかった「人間の条件」(三宅 陽一郎)

    人工知能は、いつ主観的世界を持ち始めるのか?」――ゲームAIの制作を通じて人工知能を成り立たせるための条件を哲学的に考察し、『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』などの著作で注目を集める三宅陽一郎氏が、「人間の条件」をめぐる新たな哲学の可能性を探る。 人工知能に必要な哲学 僕はもう17年ほど人工知能を作っています。私の作っている人工知能は、おそらく皆さんが一度は遊んだことのあるデジタルゲーム(TVゲーム)の人工知能です。敵キャラクターやゲーム全体を進行するシステムの中に組み込まれています。 人工知能について話すのですから、まず人工知能について定義をしないといけないわけですが、驚くべきことに人工知能について決まった定義はないのです。つまるところ「知能とは何か?」という問いに答えられる人はいないのですから、人工知能の定義は研究者や開発者それぞれにあって、かつ、それら

    人工知能を制作してわかった「人間の条件」(三宅 陽一郎)
  • 私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由(田野 大輔) @gendai_biz

    7月10日、甲南大学文学部より、記事に関し、「掲載画像の一部が恣意的に切り取られ、悪意を持って解釈される可能性がある。甲南大学のキャンパスであることが特定できる写真、学生の顔が写っている写真を削除してほしい」との要請がありました。 なお、著者の田野大輔氏は、事前に授業を受講している学生には写真撮影の了承を得ていました。 上記の要請を受け、7月12日より、記事のトップ画像、1〜2ページの画像を、削除するか、公開当初とは別の写真に差し替えています。 「受講生に制服を着させてグラウンドで行進や糾弾を行わせる『ファシズムの体験学習』という授業をやっています」 筆者がこう話をすると、たいていの相手は怪訝な顔をする。 「そんなことをして大丈夫なんですか?」 こうした懸念を抱くのも無理はない。何しろあの「悪の代名詞」たるファシズムである。ナチスを模倣したパフォーマンスを行うなど、いかにも問題がありそ

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  • 研究者は「問う」で満足してはいけない。「届ける」ようになるには?(宮野 公樹)

    普段お世話になっている先生への献に添えた手紙 ○○先生へ お世話になっております。宮野です。この4月に『研究を深める5つの問い』(講談社ブルーバックス)という新書を出しましたので一冊お送りさせていただきますね。普段、いろいろ議論させてもらっている○○先生に、お読みいただければ幸いです。 このは僕なりの「学者としての責任」を果たすものなんです。 正直にいうと新書ではなく分厚い装丁のいわゆる立派な専門書を書いて、学問論や科学論の領域の学者として一人前に見られたい気持ちもあります(笑)。偉大な知の巨人たちがそうしてきたように。 でも、先人たちが立派な専門書で如何に「いい問い」を立てようが、結局、この学術界は変わってない! という思いがどうしても僕にはあるのです。 それは、「問いを立てる」ことだけで満足していたからじゃないか? 「問いを立てる」ことだけでなく、それを「届ける」ことも必要じゃない

    研究者は「問う」で満足してはいけない。「届ける」ようになるには?(宮野 公樹)
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