Great sentences: Alec Nove Posted by Joseph Heath on June 10, 2015 | economy, environment 私は最近、アレク・ノーヴの”The Economics of a Feasible Socialism (revisted)“(『実現可能な社会主義の経済学[改訂版]』)をパラパラとめくって、20年前にアンダーラインを引いた箇所をチェックしていた。この本はおそらく、私の物事への考え方を根源レベルで変じさせた、十数冊の内の一冊だ。今から見ても、以下の一節は傑出している。 外部性は、所有の分離によって生じるのではない、意志決定単位の分離によって生ずるのである。 この短い一節は巨大な示唆に富んでいる。私が読んだ20年前時点では、こういった考えが、これほど明晰に、そして力強い説得力でもって表現されているのを見たことがなか
Samuel Bowles “Marx and modern microeconomics” VOX.EU, April 21, 2018 マルクスは経済学としては全くの失敗だったことに疑問をはさむ経済学者はほとんどおらず,これは大抵のところ彼の労働価値説に基づいた評価による。しかし本稿では,企業における資本と労働の権力関係に関するマルクスの描写が現代資本主義の理解と改善にとって不可欠な洞察であったことを論じる。実のところ,そうした洞察は労働市場や信用市場に関する標準的なプランシパル・エージェントモデルに組み込まれているのである。 来月 [1]訳注;2018年5月5日 は経済学者カール・マルクスの生誕 200周年記念となるが,過去を振り返れば,経済学者たちはマルクスに対して大した賞賛を与えてはこなかった。ジョン・メイナード・ケインズは資本論を「時代遅れの経済学教科書で,科学的に誤っているだ
まずはこちらの映像をご覧ください。これは、ファンタジー・スポーツ「ドラフトキングス」(DraftKings)の参加者が、優勝賞金100万ドル(約1億2000万円)を手にした瞬間のものです。 恐らく日本では「ファンタジー・スポーツ」と聞いてもピンと来ない方が大半でしょう。ファンタジー・スポーツとは、自分がプロスポーツ球団のGM(ゼネラルマネージャー=選手獲得の最高責任者)になったつもりで好きな選手を集めて“空想(fantasy)の最強チーム”を作り、相手チームと“対戦”するというものです。 ファンタジー・スポーツのユニークな点は、その“対戦”方法です。実在する選手を集めてチームを作るのですが、その選手のシーズン中の実際の成績が連動し、野球なら「ホームランを打ったら1ポイント」「三振を奪ったら1ポイント」といった形で得られるポイントの合計で勝負するのです。 ですから、実際に活躍しそうな選手を見
“You’re in engineering!?! Wow, you must be super-smart…” It has been over 10 years since I was a first-year engineering undergraduate student; but when I remember the time a fellow female student made this comment, I can still feel a visceral, bodily reaction: my muscles tense, my heart rate increases, my breath quickens. Comments like these on the surface appear as compliments. But when unpacked,
商品やサービスの価格の上昇や下落は、日常生活では大きな関心事の一つ。継続的に購入する物品の上下を確認し続けることで、ある程度物価の状況は推し量れるが、定価の存在する商品は価格が日夜変動するわけではなく、また個人ベースでの観察では限度があり、偏りも生じてしまう。そこである一定領域(国や自治体)を対象とし、多様な商品・サービス価格の動向を定点観察して、物価の動きを指数化した「消費者物価指数」について、今記事では長期間の動向の確認を行うことにする。 消費者物価指数、1950年以降の動きを知る 一定期間以上の月日が離れた時期において、商品やサービスの価格の高い・安いを判断する時に、単純に金額の移り変わりだけを物差しにするのは賢い手口ではない。物価の変動を考慮する必要がある。例えば50年前の100円と今現在の100円では、額面は100円で同じでも、買えるものには大きな違いが生じている。金額に対する価
来年春に向けた大学生の就職活動が3月から本格化しています。いま、学生に人気が高いのはどんな企業なのでしょう? 人手不足が深刻になっているので、学生にとってはますます有利な状況よ。 情報サービス大手のリクルートが2月から3月にかけて全国のおよそ7000社を対象に行った調査で、求人倍率は前の年より0.1ポイント高い1.88倍となった。 業種別では、「流通業」が12.57倍と、これまでで最も高くなったわ。つまり、12人余りの採用枠があるのに、学生からは1人しか応募がないという状況よ。 人手不足が一段と厳しい中小企業の求人倍率も、9.91倍と高くなっている。今月1日時点で、企業から内定をもらった学生の割合がすでに20%を超えたという調査もあるの。 情報サービス会社「マイナビ」がまとめた、学生の人気企業ランキングトップ10と、その分析があるわ。おおむね10年おきに見ていくと、傾向が見えてくる。 19
疑似科学にハマる人はお気持ちワードを良く使う #超会議2018 https://t.co/VI94g2XawR
秘密録音をしたことで自分の身を守ったという男性です。 男性は勤めていた企業の幹部から執ように退職を迫られ、秘密録音に踏み切りました。 秘密録音した男性 「せっぱ詰まっていた。 自分の生活、これからの人生もかかっていたので。」 男性は2年前、営業職としてあるメーカーに転職。 入社後、研修もなく、すぐに現場に出され高いノルマを課されます。 成果を出せない中、毎週のように、幹部に退職を迫られるようになりました。 半年以上続いた退職の強要。 ストレスから精神的なバランスを崩し適応障害と診断されました。 妻と子どもを養っている男性。 会社が一方的に、解雇を迫っていることを証明したいと1か月にわたって、秘密録音をしたのです。 会社 「もういいよ来なくて、君は。 来なくていいですよ。 こっちがいらないっていうのにさ、自分だけが働こうと言っても誰も受け入れないでしょ。」 男性 「いや、それは会社の都合でし
ヴァイッド・ハリルホジッチの解任以降、サッカー協会の田嶋幸三会長や技術委員会を中心に、『日本人らしいサッカー』や、日本人監督の就任を求める声が高まってきた。 縦とデュエル(1対1の決闘)を要求し、日本の弱点を挙げてダメ出しを続けたハリルホジッチ。彼に対するアレルギーから、次は日本人がいい、日本人らしいサッカーがいいと、反動が生じている。4年ごとに、右から左へ。あれはダメだ、これはダメだと右往左往する、日本サッカーの日常とも言える。 『日本サッカーの日本化』―。それはかつて、代表監督を務めたイビチャ・オシムによって、2006年に発せられた言葉だ。 しかし、その言葉は、もはや暴走している。奇妙な点がいくつもあるのだ。 12年前からアップデートされていない 一般的に『日本人らしさ』として挙げられる能力は、技術、俊敏性、運動量、組織力。そんなところだ。ずっと前から語られている日本人の長所は、12年
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