![【特集】 同じSSDでもこれだけ違う。SATAから第4世代PCIeまで速度差を検証](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9756f557150d523c2b4c1dba5b0f6fb4e7f24dce/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpc.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fpcw%2Flist%2F1386%2F511%2F01.jpg)
いつものようにヘロヘロと仕事をしていると、突如担当編集の松尾氏からMessengerで「これに対するちゃんとした回答を書けるのは大原さんだなということで、また歴史物をお願いしたく」という依頼が飛び込んできた。 いやちゃんとした回答も何も、上のTreeで出題されたSEライダー氏が正解を出されているわけですが、歴史的経緯というか、ここに至るまでの話というのが長い訳で、その辺りを少し説明してみたいと思う。 ちなみに出題に少しだけ違和感がある(なぜ10bitがキリがいいと思うのか?)のは、筆者もこっち側の人間だからかもしれない。 回答の前に、その根底にある2進数採用の経緯 そもそも非コンピュータ業界の方からすれば、2進数がベースという辺りから違和感を覚えるのではないかと思う。実際、世界最初の計算機(≠電子計算機)とされる「バベッジの階差機関」(写真1)にしても、世界最初の電子計算機(※1)であるE
こんにちは。Yowkeesです。 この記事は、「キーボード #2 Advent Calendar 2021」の21日目の記事です。 昨日の記事はjigya♧kkumaさんによる「プロダクトを始めたきっかけと伝えたいこと」でした。 2021年のプライベート時間のほとんどを捧げたKeyball46を発売するまでの活動をまとめます。 目次 1.自作キーボードデビュー 2.アイデアを試したくてKeyball初号機作ってみた 3.Keyball46の試作 4.ここまで来たら止めれない!射出成型! 5.Keyball46の販売開始 6.実は実店舗を準備中 1.自作キーボードデビュー デビューについて書くために少々自己紹介を。僕Yowkeesは人生を電気に捧げた回路エンジニアです。1か月間ぶっ続けでオシロスコープの前で高密度基板を手半田なんてザラでしたが、電子回路大好き人なので楽しく(?)仕事してきまし
Advanced Technology Attachment Packet Interface(ATAPI)は、HDD用の接続インターフェースだったIDEコントローラーに対して、CD-ROMドライブやDVDドライブなどを接続可能にするために開発されたパケット型コマンドの接続インターフェースです。このATAPI接続に初めて対応したCD-ROMドライブについて、1980年代後半から1990年代にかけてのPCの歴史を扱うブログ「OS/2 Museum」が探究しています。 The Secret History of ATAPI | OS/2 Museum https://www.os2museum.com/wp/the-secret-history-of-atapi/ 1993年頃、CD-ROMドライブにはアメリカで規格化されたSCSIか、パナソニックやミツミ電機、ソニー、フィリップスなどがおのお
Scientists confirm that the first black hole ever imaged is actually spinning
初めに 私の家には数年前に買った安い扇風機(FBQ-191D https://www.amazon.co.jp/dp/B00V3EKFMU )があるのですが、暑い時は風量を最強にしてもすこし風が弱いと感じることがありました。(amazonのレビューでも何件かそんなこと書かれてました) なので、改造して風を強くさせることを検討してみました。 モータを変えたりしないと風を強くすることはできないと考えてたのですが、あまりお金をかけずしようと検討した結果、中身のソフトを書き換えるだけで風量を強くすることができましたので、どのようにしたのかについてお話ししたいと思います。 調査 潜在能力を持っているかどうかの確認 まずはどうやってモータを制御してるかを確認しました。 内部の基板はこんな感じでした。 まずは、一番重要なモータ駆動用の信号を見てみました。 モータに繋がるケーブルは画像の下にある5線のコネ
もう少し正確に書くと、 「2.4GHz帯無線LANのチャネルは、少しずらすよりは、ぶつけてしまった方がよい(スループットが上がる)」です。 無線LANがよく設計されたホテルや会議場、空港などでは、下の図のように1-6-11chに綺麗に山が立っています。 1-6-11ch 上はシドニー空港(SYD)の例ですが、おそらく無線LANコントローラの自動割り当てによるものでしょう。12chに居るAPはダメな子です。あと、8ch付近にチャネルボンディングが有効なAPが居ますが、2.4GHzでこれをやられると、周囲が大迷惑です。 次の例はどうでしょう? bad channel assignment よく見ると1-6-11chにホテルWi-Fiが見えますが、持ち込みのAPが隙間に入っていて、かなり酷い電波状況です。実際、この時の無線LANはまともに使える品質ではありませんでした。 なぜ1-6-11ch構成
Qiitaからのお引越し記事です。 目標 ステレオカメラ 概要 特徴 使用製品 パターンプロジェクションカメラ 概要 使用製品 iPhone ゾゾスーツ 工業製品(Ensenso, キーエンス) Time of Flight LiDAR Time of Flightの原理 特徴 スキャン型LiDAR フラッシュ型LiDAR 製品 Velodyne Series 追記 Livox Horizon iPhone iToF LiDAR 目標 通常のカメラは物体の明るさ、色を抽出するのに対し、距離センサは物体までの距離をセンシングします。そのため3DカメラやDepth Sensorなどと呼ばれたりします。 距離を知ることは多様なアプリケーションにおいて重要であり、例えば自動運転では前方車両までの正確な距離を知ることは必須です。またゲームなどのアプリケーションでは人の動作などを距離センサで抽出するK
インターネットの普及によって大量のデータがやりとりされる現代社会で、「データの保存」という重要な役割を担っているのがハードディスクドライブ(HDD)。「ヘリウム充塡(じゅうてん)」「HAMR」「MAMR」など、今なお最先端の研究が進められているHDDですが、実際にその中身を見る機会はあまりありません。また、HDDをそのまま売却してしまったことによる情報流出事件が示すとおり、HDDの構造を理解することは機密情報の保全にもつながります。というわけで、実際にHDDをバラバラに分解し、中身がどうなっているのか確かめてみました。 今回バラバラに分解するHDDはこれ。中古の動作品として1万5000円で購入した、WDのヘリウム充塡モデル「WD80EFZX」です。 NAS向けと位置づけられている「WD Red」シリーズの旧モデル。記事作成時点での最新モデルは「WD80EFAX」です。 裏面はこんな感じ。表
「USB Type-C端子には、実は表裏が存在する」という豆知識が、Twitterで話題です。どちら向きで挿しても接続できるのがType-Cの利点だけど、表か裏かで違いが出る……? 他のUSB規格とは異なり、表裏のどちらからでも挿せるType-C端子(画像はWikipediaより) Type-C端子にはピンが2列に12ずつ配されています。基本的には同じ役割を持つピンがペアとなって点対称で配列されているため、裏返しでも接続できるわけですが、話題を呼んだツイートは「完全な対称ではない」と指摘。確かに、Type-Cの規格を確認すると、片方の役割が若干異なる、特殊なペアが1組みられます。 Type-C端子(オス側)のピン配列(画像はWikipediaより)。A2とB2のように同系統のペアが点対称形で配されているが、A5とB5のみ、B5がA5とは別の役割も担う特殊な組み合わせとなっている(B6とB7
2020年は自作PCシーンが大いに盛り上がり、話題に事欠かない年だった。そんな空気に感化されて、去年の11月頃、4年ぶりにゲーム用PCを新調した。 ステイホーム需要もあるのか、これまでになく自作PCへの関心が高まっていると感じる。また、PS5が品薄でなかなか手に入らなかったり、コンソール版Cyberpunk 2077が満足に動かなかったりして、PCを買いたいと考える方もいるかもしれない。 そのような、興味はあるが実際どうなのと思っている方、または数年前に自作経験のある復帰組(いわゆるSandy Bridgeおじさん)へのなにかの参考になるかもしれないので、小型ゲーミングPC自作について自分の意見を書こうと思う。 置き場がない! PCを買うとき、自分が最も困るのが置き場所。なので、机や棚に置ける小型のサイズ(SFF・スモールフォームファクタ)で自作するのが好きだ。小型PCは組立てが難しいとか
最近「Raspberry Piはすぐ壊れる」という趣旨の話題がTL上に出てきたので複雑な心境で眺めていました。 (以下簡略化のためRaspberryPi = RPiにします) もし「RPiはすぐ壊れるから製品投入に向いてない」と思っている方がいるのであれば、その理由でRPiを切ってるのはもったいないなぁと思いこの記事を書いてみました。 カンタンに自己紹介をしておくと、某社でRPiをベースにした製品を作り「RPiはすぐ壊れないものなのか?」の検証を進めていました。今では各地で5000台以上は動いてると思います。 ざっと書いたので、あまり技術的に詳しいことは書いてませんが、読み物として楽しんでもらえれば幸いです。 (これらテストをしたのがどのバージョンのRPiなのかについては触れません。読者さんが使いたいと思ったRPiでで気になる部分をテストしてもらうことが良いと思っています) 10,000回
AMD A520チップセットは、エントリー向けにラインナップされたチップセットだ。価格帯は1万円以下が多く、リーズナブルにPCを組みたい人にピッタリなのだが、低価格帯になるため耐久性が気になる人もいるだろう。というわけで、今回はGIGABYTEのA520搭載Mini-ITXマザーボード「A520I AC」のしぶとさを見てみよう。まずは以下の13秒の動画をチェックだ。 要は、夏に検証した冷蔵庫PCをもっと改良しようと画策していたところ、編集長をはじめ各所から「もう冬だし冷蔵庫PCは読んだだけで体が寒くなる。やるならほっこり温まるような企画にして!」ということで、「だったらPCの排熱を利用した“コタツPC”を作ろうぜ!」となった。さっそく実験してみることにしよう。 高温下の環境で堅牢性と信頼性を証明することになる マザーボード「A520I AC」 GIGABYTE「A520I AC」は、Min
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