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ズワイガニの"そっくりガニ"が大量発生 値段は8分の1!?消費者はうれしい反面...ズワイガニ漁師たちには大打撃「単価が安くなると生活にも響く」 11月に漁が解禁された「ズワイガニ」。オスは山陰地方では“松葉ガニ”と呼ばれ、冬の日本海を代表する高級食材です。そんなズワイガニ漁を行う漁業関係者が今、“あるカニ”に頭を悩ましています。 「ものすごく影響受けてますわ。死活問題になっています」 「ここまで影響するとは正直思ってなかったですね」 こう話す兵庫県北部の漁師たち。憤マンの矛先は、「オオズワイガニ」。名前にズワイガニがついていて、見た目もズワイガニそっくりですが、実はまったくの別モノです。 (北海道の漁師※去年)「網がやられますね。あいつら口で網切るんで」 去年、北海道で大量発生し、大きな被害をもたらしたオオズワイガニ。あまりにもとれすぎたため、地元の直売所などで1匹150円で販売したとこ
大西洋原産のウミヤツメは、1800年代に北米の五大湖に侵入し、運河を通ってさらに広がった。(Photography by Andrea Miehls/GLFC) 北米の五大湖で、年間70億ドル(約1兆800億円)の規模を誇る漁業を崩壊寸前に追い込んだ外来魚ウミヤツメ(Petromyzon marinus)の駆除プログラムが、まれにみる成功を収めている。数十年におよぶ努力の末、人類は侵略的外来種の広大な湖全域における制御に成功した。世界でも類を見ない、野生生物管理の成功事例だ。 ヤツメウナギの仲間で大西洋原産のウミヤツメは、100年以上前に人間の活動によって五大湖の全域に侵入し、サケやレイクトラウト、ウォールアイといった在来種を食い荒らすようになった。 「ウミヤツメは、ただ泳いで入ってきただけです。我々人間が運河を建設して扉を開けてしまったのです」と、ウミヤツメの管理に取り組む五大湖漁業委員
水産資源管理の進むノルウェーの岸壁で釣りをしてみました。すると最低でも400~500グラムはある立派なサバが釣れました。日本の防波堤などでもサバは釣れます。しかしながら大きなサバが釣れることは少ないのではないでしょうか? 日本と違って沿岸で大きなサバが釣れる理由 岸壁のはるか沖合では、大型の巻き網漁船がサバ漁をしていました。漁獲されるサバは平均で400~500グラムはあります。100~200グラムといった小さなサバは、漁業者が獲るのを避ける仕組みがよく機能しています。資源的にも経済的にも悪いという意識があるので、小サバが漁獲されることはまずありません。 沖合で小さなサバまで一網打尽にされてしまえば、岸壁で大きなサバが釣れる確率は極めて低くなります。一方で、小さなサバを獲らなければ、成長して大きくなるだけでなく、産卵する機会を得て資源はサステナブルになっていきます。そして沿岸でも沖合でも大き
ブラジルのアマゾン川流域にすむピラルクーのウロコのクローズアップ写真。自然界の中でも、特に丈夫な素材として知られている。(Photograph by Andre Dib) 巨大な淡水魚は、地球上で特に絶滅が危ぶまれている動物のひとつだ。しかし、緑豊かなアマゾンの河川で、それに反する事例が生まれている。体長3メートル、体重200キロ以上になるピラルクー(ピラルク、アラパイマとも)は、わずか10年前、乱獲によって激減し、絶滅の危機に瀕していた。しかし、地域に根ざした保護活動が功を奏し、大幅に数が増えている。 ブラジルの生態学者で、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)でもあるジョアン・カンポス・シルバ氏の研究によると、持続可能な漁に切り替えた地域では、ピラルクーの数が11年で425%も増えた。カンポス・シルバ氏は、ナショナル ジオグラフィック協会とロレックスによる「パーペチュ
一般的な魚の缶詰の賞味期限は製造日から3年であり、「保存食」として世界中で重宝されています。 保存がきくとはいえ、40年前の缶詰を食べようとは誰も思わないでしょう。 しかし、そんな古い缶詰が、研究者にとっては貴重な資料になるようです。 なんと古い鮭缶は、「寄生虫アニサキスのアーカイブ」として活用できるというのです。 アメリカのワシントン大学(University of Washington)に所属するナタリー・マスティック氏ら研究チームは、1979年から2021年にかけて製造された鮭缶を分析し、鮭缶の「鮭の切り身」に含まれる寄生虫アニサキスの数が増加していることを発見しました。 このことは、過去40年で、アニサキスを含む食物連鎖が正しく機能し、海洋哺乳類の個体数が増加している事実を示唆するという。 研究の詳細は、2024年4月4日付の科学誌『Ecology and Evolution』に掲
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ハフポスト日本版ニュースエディター。 関心分野は医療、介護、性について、選択的夫婦別姓、動物など。あとアニメとマンガが好き。
昨年末、2024年度予算が閣議決定した。うち水産予算は前年度補正を併せて3169億円と、過去最高だった前年の3208億円(前年度補正含む)をやや下回るものの、3100億円台を維持した。18年度まで水産予算は2300~2400億円程度であったが、同年末に国会を通過した漁業法の改正に歩調を合わせ、予算は一気に増額した。 漁業法の改正で目指されたのは、科学的な資源管理に基づく水産資源の回復と水産業の持続的な発展であると言える。これまで国が資源評価対象としていたのは計50魚種で、漁獲総枠(「漁獲可能量(Total Allowable Catch: TAC)」と呼ばれる)を決めて管理を行っていたのは8種に過ぎなかった。 水産庁によると、資源評価対象を23年度までには200種程度に拡大(22年3月現在192種)するとともに、資源評価方法についても過去数十年のトレンドから「高位」・「中位」・「低位」と分
北海道の最北部、宗谷エリアに位置する猿払(さるふつ)村は、日本最北端の村として知られています。広大な酪農地、視界を遮らない真っ直ぐな道路など、北海道の雄大な自然を感じられる猿払村ですが、国内有数のホタテの産地としても知られています。 そしてこの猿払村、実は全国でも特に注目の「高所得自治体」であることをご存知でしょうか?実際村内には「ホタテ御殿」と呼ばれる豪邸がたくさん建っているとか。しかし猿払村のホタテ漁は、昔から成功していたわけではなかったようです。 この記事では、猿払村とホタテ漁の歴史について詳しくご紹介します。猿払村が「日本一のホタテのまち」となるまでの知られざるストーリーに、ぜひご注目ください! この記事でわかること 北海道は世界2位のホタテ類の漁獲量・生産量を支えている 猿払村の毎年トップランクのホタテ水揚げ量を誇る ホタテ御殿が建つほど猿払村の平均所得は全国的にも高い 猿払村が
日本の食卓には古くから魚介類が欠かせない。だが気候変動などによって海水の温度が変わり、この国の海から魚たちが消えている。米紙「ロサンゼルス・タイムズ」が日本の漁業について報じた。 漁獲量の減少が止まらない日本 毎年7月が終わりに近づくと、テラダ・ノリオら牡蠣の養殖業者たちは、輪っか状の針金につないだ何百枚ものホタテの貝殻を浜名湖の水中に沈める。 貝殻に付着した小さな黒い牡蠣の稚貝は成長し、およそ1年半後に収穫される。しかし牡蠣たちはまず、過酷さを増すばかりの海洋環境を生き抜かねばならない。 近年、海洋環境の悪化によって牡蠣の生産量は激減しており、日本中の漁師を動揺させているのだ。 「牡蠣の養殖には100年以上の歴史があります。ですが、これほど多くの個体が死滅するのを見るのは初めてです」とテラダ(64)は言う。記録的な不漁に見舞われた3年前には、水揚げ量は例年の10分の1まで落ち込んだ。
幻のクジラとも呼ばれる“イッカク”。 体長は5mほどで、北極の海にしか住んでおらず、名前の由来ともなっている角のような1本の長い牙が特徴です。カナックに住む人たちにとってこのイッカクは特別な存在で、5月以降、夏の狩猟シーズンになると猟師は狩りへと繰り出し、夏の食糧としてはもちろん、冬の保存食としても重宝され、貴重なビタミン源になりますこのカナックでは北極で唯一、いまも伝統的な猟法を用いてイッカクの狩りが行われています。 他の地域では、ボートで追い回して銃で撃つ方法で狩りをしますが、弾が当たってもそのまま海に沈んで無駄に殺してしまったり、そもそも逃げられたりしてしまうそうです。 またイッカクの数を減らしすぎない観点からもこの伝統的な猟法が優れているのだと地元の猟師は話していました。 今回は5日間120時間に渡りイッカク猟に同行!長さ6m、幅2mほどのボートに4人で乗り、猟に出発します。 果た
中国が日本産水産物の輸入を8月24日から全面停止しました。東京電力が福島第一原子力発電所にたまる処理水を薄めて海に放出を始めたためです。 水産物の最大の輸出先は中国です。2022年は3873億円の輸出金額に対して871億円(シェア22.5%、農水省)に上っています。品目別ではホタテが最も多く467億円、次いでナマコが79億円、カツオ・マグロ類が40億円などとなっています。また香港でも規制の強化が始まっています。香港向けは755億円(19.5%、同)と、両国で1626億円と42%もの輸出シェアを占めています。 一方で、皮肉にも世界最大の水産物の輸入市場である欧州連合(EU)は、8月に、福島第一原発事故後に導入した日本食品に対する輸入規制を撤廃しました(イギリスは6月にすでに規制を撤廃)。それならば「EU向けに輸出すればよいではないか」と思うかもしれません。ところが、そういう体制になっていない
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