いわゆる「官能小説」として売られていない小説にも、実は官能小説以上にセクシーな表現や内容の文学がたくさん存在することはご存知だろうか? それは、第一線で活躍する小説家の代表作と呼ばれる作品の中にも存在しているのである! 今回は、日本の女流作家のドキっとするセクシーな作品を紹介する。 『ダブル・ファンタジー』村山由佳 文春文庫 上・下 各520円 ※電子書籍をみる ※レビューを読む 「脚の奥、おなかの奥の奥、自分でも手の届かない最奥で、結び目がひとつ、またひとつと、とめどなくほどけていくのがわかる。――」。35歳の脚本家・奈津は夫の抑圧から飛び出し、様々な男と関係を持ちながら自らの官能をつきつめていく。女なら誰もが抱える性の秘密をあますことなく掬い取った描写は凄いの一言。文壇に衝撃を与えただけでなく、多くの女性から喝采を浴びた、三冠受賞作品。 『私の男』桜庭一樹 文春文庫 680円 ※電子書
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