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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (72)

  • 『今こそ読みたいマクルーハン』という本を書きました。

    物理学者リチャード・ファインマンは、彼の書きためたノートを見た歴史学者チャールズ・ワイナーが「これは素晴らしい研究記録だね」と言ったとき、「違う違う、これは思考プロセスの記録じゃなくて、思考プロセスそのものなんだ」と言い返したそうです。頭で考えたことを紙に記したわけじゃなくて、まさに紙の上で考えているのだ――彼はそう説明したのでした。 ファインマンの話は奇妙に聞こえるかもしれませんが、実際には誰もが日常的に経験していることではないでしょうか。コピー紙の裏側に書き込みをしながらディスカッションしているうちに、発表の骨子が固まった。ノートに何気ない落書きをしている時に、ふと良いアイデアが浮かんだ、等々。それは確かに考えたことを記録していただけかもしれませんが、外部に記録された思考が整理され、肉付けされ、あるいは再び脳の内部を刺激して、思考を促していったわけです。それは「紙」というメディアが、思

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    tinsep19 2013/11/21
    物理学者リチャード・ファインマンは、彼の書きためたノートを見た歴史学者チャールズ... via POLAR BEAR BLOG http://akihitok.typepad.jp/blog/
  • POLAR BEAR BLOG

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

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    tinsep19 2013/02/27
    仮置きの 数字で分析を回し、徐々に修正してゆくというのは理 にかなっています。ところがこの考え方はなかなか受 け入れてもらえないものであることを、マークス氏自 身が本書の中で語っています。
  • 空の上の民主主義

    民主主義の国であるはずなのに、自分たちの声が政治に反映されない――そんな思いが各国でデモ活動が盛んに行われるようになっている一因なわけですが、一方で選挙という制度を少しでも機能させるためには、投票率を上昇させる努力も引き続き行わる必要があるでしょう。それには従来以上に選挙を身近なものにしてゆかなければなりませんが、ヴァージン・アメリカ航空がこんな試みを行ったとのこと: ■ Virgin America offers voter registration at 35,000 feet (Springwise) 米国では18歳以上の市民が大統領選挙での投票権を持っていますが、投票するためには事前に「有権者登録」を済ませておかなければなりません。登録はオンラインでも可能なものの、人間は質的にグズな存在ですから、やろうやろうと思っていても結局やらないことが多いもの――ということでヴァージン・アメ

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    tinsep19 2012/09/19
  • エストニアが小学校にプログラミングの授業を導入

    エストニアといえばスカイプ発祥の地、そしてヨーロッパにおけるオフショア開発の中心地の一つですね(そんなの知るかという方は、こんなはいかがでしょうか)。IT系の産業で国力を維持するという方針を打ち出しているわけですが、その流れを受けて、小学校からプログラミングの授業を導入することが決まったそうです: ■ By next year, all Estonian schools will be able to offer programming classes (The Next Web) ちょっと気になったので、他の報道も参照しつつどのような内容なのかまとめてみました: エストニアで"ProgeTiiger"なるプログラムが進められている。小学校1年生から高校3年生に相当する生徒たちが、学校でプログラミングを学べることを可能にしようというもの。 このプログラムのパイロット版が、いよいよ今年から

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    tinsep19 2012/09/05
  • スルガ銀行でデビットカードをつくってみた。

    先月になりますが、スルガ銀行が東京ミッドタウン内に開設している「d-laboコミュニケーションスペース」という施設にお邪魔して、同行が発行している「SURUGA Visaデビットカード」についてご説明いただきました。まだまだ日では知名度の低いデビットカードですが、スルガ銀行独自の工夫でかなり使い勝手の良いサービスとなっていますので、ちょっとご紹介しましょう。 まずはそもそもデビットカードって何?という話ですが、簡単に言えば、「支払いの瞬間に銀行口座からの引き落としが行われるクレジットカード」といったところでしょうか。クレジットの場合には「月末に締めて○ヶ月後に引き落とし」となるわけですが、そのタイムラグが発生しないカード、それがデビットカードです。諸外国では既に一般的な存在であり、米国では全決済手段の中の約17%、英国では約27%を占めているという調査結果もあります。一方で同じ調査では、

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    tinsep19 2012/08/22
  • POLAR BEAR BLOG

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

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    tinsep19 2012/06/24
  • トルストイが使った電子書籍端末は?

    ちょっと面白かった話なのでご紹介。ロシアの文豪トルストイが、自身の著作の中で、米バーンズ&ノーブル社の電子書籍端末「Nook(ヌック)」の登場を予言していたようです: ■ Nookd (Ocracoke Island Journal) ブログ主であるフィリップ・ハワードさんがNookでトルストイの『戦争と平和』を読んでいたところ、その中にNookdという単語が登場したのだとか(しかも何度も)。何と、トルストイは未来を予知していたのですね! ……というわけではもちろんありません。実際はこういうことだったようです: As I was reading, I came across this sentence: "It was as if a light had been Nookd in a carved and painted lantern...." Thinking this was si

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    tinsep19 2012/06/03
    恐らく(先行して発売されていた) アマゾンのKindle版『戦争と平和』をNook 版に移植する際に、出版社が"Kindle"という 単語を"Nook"という単語に一括置換してし まったのでしょう。
  • アプリ化するインターネットはブログの夢を見るか

    先日、恵比寿にあるブライトコーブ(Brightcove)さんのオフィスにお邪魔し、同社の製品であるコンテンツアプリプラットフォーム「AppCloud」の説明を受けてきましたので感想を少し。 インターネットブラウザが誕生し、普及してからというもの、インターネットといえばウェブサイトのことでした。しかしスマートフォン時代になり、様々な機能がアプリを通じて提供されるようになってからは、次第にアプリがブラウザとウェブサイトの地位を奪い去ろうとしています。以前から「ウェブは死んだ」や「インターネットが死ぬ日」などといった言葉で語られてきた状況ですが、もっと直接的に「アプリ・インターネット」という表現も使われるようになってきました。 しかし「アプリ・インターネット」への移行が急速なために、肝心のアプリ制作を担う技術者の数が足りないという状況が起きています。しかもiOS、Android(×メーカー毎のバ

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    tinsep19 2011/12/28
  • POLAR BEAR BLOG: データ・フィランソロピー

    データを処理する技術の発展により、データから様々な価値を生み出すことが可能になりました。それによって「素材」や「資源」としてのデータの潜在的価値は、これまでにないほど上昇しているといえるでしょう。その一方で、大量のデータを収集・保管するという作業においては、未だに公的機関や大企業が優位性を維持しています。 そこで公の利益を実現するため、データを持つ組織がそのデータを寄付するという「データ・フィランソロピー」の概念を広めてはどうか、という意見が出てきているそうです: ■ Data Philanthropy: Open Data For World-Changing Solutions (Fast Company) この言葉は世界経済フォーラムのCTO、Brian Behlendorf氏がダボス会議で提唱したもので、国連も支援しているのだとか(実際に国連ではGlobal Pulseというサイト

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    tinsep19 2011/12/13
  • 4.74次の隔たり

    ソーシャルメディア界隈に興味がある人であれば、「6次の隔たり(six degrees of separation)」という言葉をご存知でしょう。とはいえ説明するのが面倒なので(笑)、Wikipediaの解説を引用してしまうと: 六次の隔たり(ろくじのへだたり、Six Degrees of Separation)とは、人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになれる、という仮説で、多くの人数からなる世界が比較的少ない人数を介して繋がるスモール・ワールド現象の一例とされる。SNSに代表されるいくつかのネットワークサービスはこの仮説が下地になっている。 そうそう、そんな話でした。米国の社会心理学者スタンレー・ミルグラムが1967年に行った実験(無作為に選んだ被験者に特定の人物へ手紙を送るよう依頼したところ、平均して5.83人を介して手紙が届いたというもの)が元となり、その

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    tinsep19 2011/11/23
  • 新聞に「次号予告」が出る日

    これはちょっと面白い試みかも。英紙ガーディアンが、自社サイトで「これから掲載予定の記事」を予告するという、2週間限定の実験をスタートさせています: ■ An experiment in opening up the Guardian's news coverage (Guardian) 現在でも特集記事に関する予告や、定期コーナーの「次号予告」を出すということは普通に行われていますが、一般の記事について情報を公開するというのは珍しいのではないでしょうか。実際に上のリンクにアクセスしてみると、以下のような表が掲載されているのが分かると思います: 上は先ほど撮ったスクリーンショットですが、ご覧のようにGoogle Docsが活用されていて、5分間隔で最新の情報がアップデートされるとのこと。情報はセクション(国際ニュースやビジネス等)に分けられていて、それぞれ掲載予定のタイミング/テーマ/担当記

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    tinsep19 2011/10/12
    彼らを利するよりもずっと大きなアドバンテージを得られる可能性がある」と答えた。「私たちはTwitterを通じて、既に多くの支援を得ている。最良の情報源の1つは、私たちが何をしているのかを知っていて、手をさしのべ
  • 顔写真アイコン+顔認識技術=「君、昨日渋谷にいたでしょ?」

    Mark Cuban が面白いこと書いてる: ■ The End of Location Based Applications ? (blog maverick) 映像をリアルタイム解析して、ある場所にどのくらい人がいるのかをはじき出す技術を持ってる会社に投資したよんという話。まぁ以前から同じような発想・同じような技術はニュースになってきたので、これ自体はへぇーという感じなのですが、問題は後半部分の「この技術と顔認識技術が組み合わさったら?」という部分。当然ながら、「ある人物がそこにいるかどうか」が即座に分かるようになると。 この点についても、以前からテロリストの入国を空港で阻止しよう!的な発想として存在していたわけですが、Mark Cuban はこう指摘しています: Even more interesting is the fact that Facebook provides a da

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    tinsep19 2010/08/03
    さらに興味深いのは、Facebook が世界中にいる5億人分の名前と顔写真のデータベースを保有しているという事実である。そのすべてが顔認識ソフトに使えるというわけではないが、大部分はデータとして有効だ。
  • クリス・アンダーソン曰く「メディアは仕事というより趣味になるだろう」

    独 Spiegel 誌のサイトに、『ロングテール』改め"FREE"のクリス・アンダーソン氏のインタビューが掲載されています。なかなか面白いので、ちょっとご紹介: ■ 'Maybe Media Will Be a Hobby Rather than a Job' (Spiegel Online) 「メディアは仕事というより趣味になるだろう」というタイトルだけで興味をそそられますが、のっけから飛ばしています: SPIEGEL: Mr. Anderson, let's talk about the future of journalism. Anderson: This is going to be a very annoying interview. I don't use the word journalism. SPIEGEL: Okay, how about newspapers? Th

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    tinsep19 2009/08/03
    テレビや新聞への注意は減りつつあるのです。重要な出来事は耳に入ってきますが、悪いニュースが繰り返し打ち寄せるような形ではありません。
  • Kindle で個人ブログも売れるようになったとかで、試しに登録してみた。

    予想されていた動きではあるのですが、結構早く実現したと言えるかも。米 Amazon.com が一部地域でしか展開していない電子ブックリーダー"Kindle"上で、個人ブログの販売が可能になりました: ■ Kindle Publishing Now Open To All Blogs (TechCrunch) Amazon が新たに展開した"Kindle Publishing for Blogs Beta"プログラムについて。現在 Kindle 上で購入+購読が可能なのは一部大手ブログのみなのですが、この機能が基的に全部ブログに公開され、登録申請すれば誰でも自分のブログを売ることができるようになったという話。ただし、当然ながらいろいろ制約があります: 登録申請後、審査のために12時間から48時間を要する。Amazon のサイト上で購入が可能になるのは審査を通過したもののみ。 (※下記の通り

    Kindle で個人ブログも売れるようになったとかで、試しに登録してみた。
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    tinsep19 2009/06/11
    販売価格は Amazon 側で決定される。また無料で売ることはできない。現在ほとんどのブログが月額$1.99で販売されているため、それに準ずるか?
  • Twitter が RSS リーダーを殺す(追記あり)

    タイトルは釣りです。当にごめんなさい。 それはさておき、このところ Techmeme 上で「もう RSS リーダーは終わり」「新たな情報洪水源に過ぎない」という意見の記事が散見されました。で、その代わりとして脚光を浴びてるのが Twitter。古い流行から新しい流行に乗り換えただけ、という感じもしますが、 RSS リーダーより Twitter の方が認知度が上がりつつある。最近はニュース等でも取り上げられることが多いし。 また RSS リーダーを使っていても、もうほとんどログインしてない、未読記事が溢れて報知している、という人も増えているはず。 いま人々の集う場所は Twitter。ならばそこで読まれるように、Twitter で更新情報を流す方が注目されやすい。 さらに Twitter であれば、ReTweet という形で(直接フォローされているユーザーを超えて)情報が波及していく効果が

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    tinsep19 2009/05/10
    RSS リーダーを使っていても、もうほとんどログインしてない、未読記事が溢れて放置しているという人も増えているはず。> これはRSSリーダーの問題として大きい
  • 「テレビの、これから」の中でテレビ関係者側にノスタルジーを感じた件

    昨夜のNHKの番組『日の、これから』、テーマは「テレビの、これから」でした。既にシロクマの方で感想を書いたのですが、長くなってしまったので削った部分をこちらで改めて。 NHKの関係者だけでなく、民放各局のプロデューサー・ディレクター、さらには糸井重里さんや夏野剛さん(ドワンゴ取締役)などを招き、一般人代表も含めて討論するという形式で行われた「テレビの、これから」。若干議論が分散してしまい、面白いポイントが深まらなかった感もあるのですが、民放でありがちな「ネット不審論」に終わらない意欲的な番組だったと思います。ちなみにテレビ関係側の参加者は以下の通り(公式ページ上でも確認できるのですが、パーマリンクではないですので念のため転載しておきます): 【スタジオ生出演】(敬称略) 民放連会長 広瀬 道貞 ジャーナリスト 嶌 信彦 コピーライター 糸井 重里 慶應義塾大学特別招聘教授・ドワンゴ取締役

    「テレビの、これから」の中でテレビ関係者側にノスタルジーを感じた件
    tinsep19
    tinsep19 2009/03/26
    議論の中でいろいろと気になった部分があったわけですが、1つ意外だったのはテレビ関係者側に「放送時間に観て欲しい」「放送時間に観てくれるような番組をつくらなければ」論が強かったこと。
  • 【書評】鉄砲を捨てた日本人

    何の脈絡もない書評です。たまたま書店で『鉄砲を捨てた日人―日史に学ぶ軍縮』というを見かけて購入、読了しました。この、原著が書かれたのが1979年で、日語版が出版されたのが1984年。そして今回購入した文庫版が出たのが1991年と、まったく新しいではないのですが、なぜか平積みされていたので買ってしまいました。 書を衝動買いした理由は(文庫版なので安かったという理由は別にして)ただ1つ。著者であるノエル・ペリン氏の問いかけに興味を刺激されたからです。その問いかけとは何か、訳者あとがきから引用してみましょう: 鉄砲は、天文十三年(天文十二年という説もある)に種子島に漂着したポルトガル人がもたらして以来、日中に燎原の火のごとくに広まった。十六世紀後半の日は、非西欧圏にあっては唯一、鉄砲の大量生産に成功した国である。それにとどまらず、同時代の日は、ヨーロッパのいかなる国にもまさる

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    tinsep19 2009/03/16
    本書はこの不思議な現象を、鉄砲伝来から普及・廃棄、そして幕末・明治維新以降にかけての「再伝来・再導入」までを時系列で追ったものです。
  • あえてコミュニティを大きくさせない、という発想

    今日は Software Japan 2009 で講演&パネルディスカッションをしてきました。持ち込んだPCをプロジェクターにつないだらフリーズしたり(ご迷惑をお掛けしました)、パネルディスカッションなのにパネラー席が設置されていなかったり、はてなと DeNA の招待講演では会場に戸惑いの色が広がっていたり……とアレコレ書きたいこと満載なのですが、取り急ぎ1つだけ。 DeNA川崎さんのプレゼン(モバゲータウン開発の裏話)の中で、以下のような話が出て来ました: 大きなコミュニティができて、それに皆が流れてしまうことのないようにしたかった。そこであえて使いにくい部分を残して、小さいコミュニティが回るようにし、参加しているユーザーが「皆が自分を見てくれている」という感覚を味わえるようにした。 例によって録音していたわけではなく、僕はこう感じ取ったという内容のまとめですのでご容赦を。そう言われてみ

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    tinsep19 2009/02/11
    そこであえて使いにくい部分を残して、小さいコミュニティが回るようにし、参加しているユーザーが「皆が自分を見てくれている」という感覚を味わえるようにした>使いにくさはともかく。島宇宙を共存させるは重要
  • ソニー社員に聞きました。「購入した自社製品が予定より早く壊れてがっかりしたことがありますか?」

    今日ネタにした、『週刊東洋経済』の2009年1/31号ですが。実は第2特集が「崖っ縁のソニー」となっていて、文字通りソニーの窮状についてレポートする内容となっています。 で、その中に「ソニー品質センターが2008年10月、世界の社員1万0226人を対象に行った意識調査の結果」なるもの(東洋経済の言葉を信じれば、「中鉢社長による社内ミーティング資料」を同誌が独自に手に入れて確認したとのこと)の抜粋が紹介されているのですが、こんな部分があります: Q2 購入したソニー製品が予定より早く壊れてがっかりしたことがありますか? 何度もある 11% ある 49% 時々ある 25% まったくない 15% ソニー製品を買ったことがない 1% 「何度もある」から「時々ある」を合わせれば、実に8割超の社員が「がっかり」を経験したという結果に。もちろん社員だから厳しい目を持っている(ウチの製品ならもっと長持ちす

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    tinsep19 2009/02/11
    予定は製品保証期間のことだろうか?保証期間を超えてあと数年もつつもりだったのに。。ならソニータイマー優秀。
  • 「追加機能」の落とし穴

    これは言われてみれば確かに、という話。何かを買おうとしたときに、「この追加機能を付ければ、通常○○なのが××になります」という提案を受けるのは日常茶飯事ですよね。メーカーにしてみれば「これで買ってもらいやすくなるだろう」という思惑があるのでしょうが、追加機能・追加要素があることによって逆に体の魅力が下がってしまうことがあるという研究結果が出たとのこと: ■ We're Not Buying It: Product Add-ons Influence Consumer Judgment (ScienceDaily) 『予想どおりに不合理』でお馴染みのダン・アリエリー教授が、ロンドン・ビジネス・スクールやハーバード・ビジネス・スクールの研究者らと共に Journal of Consumer Research に発表した研究について。デジカメやノートPC、さらにはコーヒーなど、一般的な物品につ

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    tinsep19 2009/02/11
    追加機能・追加要素があることによって逆に本体の魅力が下がってしまうことがあるという研究結果が出た