水素燃焼の実機検証は、利用エリアに設置した実証設備複合サイクル発電所で、45万kWレベルの大型JAC(J-series Air-Cooled)形ガスタービン、4万kWレベルの中小型H-25形ガスタービンを活用して行う。同年内にJAC形ガスタービンを使って水素30%混焼発電を検証し、2024年にはH-25形ガスタービンで水素専焼実機を実証する。 また、水素製造では、固体酸化物電解セル、アニオン交換膜水電解、次世代ターコイズ水素製造技術の検証および実証を進める。同社によるこれらの技術製品は、同年8月に運用を開始した「長崎カーボンニュートラルパーク」(長崎県長崎市)で要素技術を開発した後、高砂水素パークで実用化に向けた実証に取り組む。 ≫「工場ニュース」のバックナンバー 関連記事 ログデータを暗号化したまま分析可能に、NECが三菱重工業と研究開発開始 NECは2022年9月28日、三菱重工業と共
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