化石燃料に代わるエネルギーとして期待される水素を学ぶイベント「水素ワクワクみらい博」が14日、山口県周南市栗屋のボートレース徳山で始まった。水素で走る燃料電池車の展示、実験教室やマルシェなど多彩な催しがあり、大勢の親子連れでにぎわった。15日まで。

化石燃料を使わずに水素などを製造する装置の工場が、周南市の総合化学メーカー・トクヤマに完成し、しゅんこう式がありました。「見事に竣工しました。おめでとうございます」トクヤマの先進技術事業化センター内…
出光興産(東京都千代田区)、東ソー(同・港区)、トクヤマ(同・千代田区)、日本ゼオン(同)の4社は8月30日、2030年までに周南コンビナート(山口県周南市)において年間100万トン超のカーボンフリーアンモニア供給体制を確立することを目指すと発表した。出光興産徳山事業所の貯蔵施設を同コンビナートにおけるアンモニアの共通供給拠点として整備し、周南コンビナート各社(需要側)へのアンモニア供給インフラ検討を行う。 今後、4社は同事業をベースに実装置でのアンモニア燃焼実証等の様々な取り組みを通し、周南地区における国内初のアンモニアサプライチェーンの構築を推進する構えだ。
徳山地区中心部周辺の空中写真。 2008年4月21日撮影の27枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 南部は瀬戸内海に面し、臨海部は瀬戸内工業地域が広がっている。国際拠点港湾である徳山下松港とともに、主要産業である重化学工業企業が多数立地しており、これに接する形で市街地が形成されている。また、港は複数の島に囲まれており、一部は定期航路が設定されている。一方北部は中国山地の一部にあたり、農村地域が点々と存在している。 隣接する下松市や光市とは、産業・経済・交流面での結びつきが強く、3市は「周南地区」と呼称される(3市の市名から「周南・下松・光地区」と呼称されることもある)。山口県は、都市計画基本方針[2]において、3市を人口約25万人の「周南広域都市圏」と定義している。 面積は約656.29km2[3]で、県内19市町中、萩市に次ぐ第5位。 市
周南市の総合化学メーカー、トクヤマの横田浩社長は23日、地元の徳山製造所で記者会見し、脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの電力由来のグリーン水素事業に進出すると明らかにした。水素をつくる水電解装置を事業化する。来年夏ごろに柳井市の同社先進技術事業化センターの建屋内に装置の組立工場を整備し、実用化を目指す。 来夏ごろ柳井に整備 グリーン水素は二酸化炭素・・・ この記事は会員限定です。電子版にお申し込み頂くとご覧いただけます。 新規ご購読は申し込み月は無料となります。詳しくは「サービス案内」でご確認ください。
石油元売り大手の出光興産は、山口県の山口製油所でのガソリンなどの精製を、再来年に停止すると発表しました。 脱炭素の流れに対応するため、水素やアンモニアの受け入れ基地としての活用を検討するということです。 発表によりますと、出光興産は山口県山陽小野田市にある山口製油所でのガソリンなどの精製を、2年後の2024年3月をめどに停止します。 山口製油所は出光が38%出資する西部石油の製油所で、ガソリンの生産量は年間で150万キロリットルと、グループ全体のおよそ1割を占めています。 出光としてはほかの製油所の稼働率を引き上げることで、グループとしての安定供給は維持できるとしています。 一方、今後は西部石油のすべての株式を取得して子会社化するとともに、山口製油所は閉鎖せず、国家備蓄の機能などは残すとしています。 その上で、脱炭素の流れに対応するため、将来は二酸化炭素を排出しない水素やアンモニアなどの受
燃やしても二酸化炭素を出さない「究極のクリーンエネルギー」と言われる水素を身近に体験できる「水素ワクワクみらい博」が6日、山口県周南市のJR徳山駅周辺であった。水素を使って走る車や船が登場。ミニ水素ロケットの発射実験や、水素で走るミニSL乗車体験、水素が入った酒の販売もあった。 水素を使う船は、地元の総合化学メーカー・トクヤマが、カセイソーダ製造時に発生する水素を活用して走行実験に取り組む乗客80人乗りの旅客船「ハイドロびんご」(総トン数19トン)。水素と軽油を一緒に燃やすエンジンを搭載している。水素の酒は、地元の酒蔵「はつもみぢ」が造った「水素晒(さらし)」。トクヤマの技術協力で実現した。 催しは、トクヤマや、周南市で水素ステーションを運営する岩谷産業、市などでつくる実行委員会の主催。開幕式典で、トクヤマの横田浩社長は「水素は炭素循環社会構築のキーマテリアルとして注目されている。このイベ
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