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ブックマーク / j.ktamura.com (15)

  • データサイエンティストに必要な3つのスキル | quipped

    久しぶりにタイトルで釣りにいっているが、ブラウザの「戻る」ボタンを押さないでくれw ... ... ... (よし、まだ「戻る」ボタンを押してない!) ぼく自身、データサイエンティストだったことはないが、一応大学では数学を勉強していたし、金融でクオンツトレーダーもやっていたし、人生3回分(と言ったら言い過ぎか)くらいのSQLクエリは書いている。なので、これから書くことは、屋に立ち並ぶ歯の浮く様なビッグデータ談義よりは、普遍的な価値があると自負できる。 もう一つ題に移る前に、「データサイエンティスト」という呼称について感じる両価的な感情について軽く説明したい。 ぼくは幸いにも優秀な同僚や友人に恵まれていて、彼らの中には、データ分析屋さんでありながら、データを集めてきて(広義の)データウェアハウスに突っ込むという非常に面倒くさい一連の作業もちゃっちゃか出来る奴が2、3人いる。そういうマルチ

  • Hipchatの盲点とコミュニケーション能力 | quipped

    いきなりだが、うちの会社では、Hipchatというチャットツールを使っている。社員が2つの時間帯にまたがって活動しており、さらに目を見張るスピードでいろいろな社内プロジェクトが進むので、電話やミーティングといった同期的コミュニケーション手段だけでは、どうしても連絡漏れが起きてしまう。というか、時差がある以上、電話もミーティングも、できる時間帯が限られてしまうので非同期なコミュニケーション手段で補完せざるを得ない。非同期といえば、メールも大事な連絡手段だが、対話的なやり取りでは、Hipchatの方が全然適している… と、最近まで思い込んでいた。 それ相応に会社が大きくなってきて真っ先に気がついたのは、全員が必ずしもHipchatを使いこなしていないことである。当初は、「なんでお前さんHipchatのレスが何日も来ないんだ」とか「急ぎの用事じゃないなら、口頭だと集中力が乱れるからHipchat

  • PHPは◯◯◯である | quipped

    当にPHPについて知りたい人は、別のところに行くことをすすめる。moriyoshiさんのスライドや、Lerdorfオジサンのページなんかがオススメ。 PHPは歯ブラシである PHPの発案者であるRasmus Lerdorf氏はこう言っている。 PHPは歯ブラシくらい興奮に値する。シンプルで、毎日使う便利な道具。だからどうした。歯ブラシについて書物を漁るやつがいるか? PHP is about as exciting as your toothbrush. You use it every day, it does the job, it is a simple tool, so what? Who would want to read about toothbrushes? PHPが他の言語と決定的に違うのは、作者およびコミュニティが、言語に対して道具以上の感情を抱いてないことだ。PHP

  • シリコンバレーの裏側 | quipped

    ぼくは断じてアウトドア派ではないが、去年、今年と「サンフランシスコから自宅のあるマウンテンビューまで80キロほど自転車に乗る」という遠足をしている。 アラサーだし、たまには運動をしなくてはというのも理由のひとつだが、もっと大きな理由として、シリコンバレーの裏側を自分の目で見ることで、視野が内向的になるのを防ぎたいというものがある。 最近Y Combinatorのも翻訳され、シリコンバレーで起業する日人も増え、少しずつだが日でもシリコンバレーの認知度も上がりつつあるようだ。 ただ、こういったメディアから想像されるシリコンバレーというのは、あくまでシリコンバレーの一面でしかないということが、自転車に乗ってみるとすぐわかる。 例えば、Dropbox社のあるChina Basinビルからほんの2、3キロ南下したところにあるBayviewというエリアは、サンフランシスコきってのヤバいエリアであ

    シリコンバレーの裏側 | quipped
  • 20歳のときに知っておきたかったこと - quipped

    就活なるもののシーズンだと聞いた。 そもそも僕はアメリカの大学を出て、アメリカで就職しているので、日の就活に関して具体的なアドバイスは当然できない。もっと言ってしまえば、大学を出た時は一社しか受からなかったし(正確には一社受かった後、仕事を探すのをやめてしまった)、その後の転職も、一社誘いが来たら基的にそこで転職活動終了だったので、「どうやったらたくさん内定が取れるか」「面接で好印象を与えるコツは」みたいな助言は到底できそうにない。むしろご教授願いたい立場である。 だが一応曲がりなりにも数年社会人をやってきたものとして、リクルートスーツに身を包み、どうせ読まれもしないエントリーシートを書きまくり、会社説明会からOB訪問へ奔走するシューカツ生に、いくつか伝えたいこともある。このブログの他のエントリと一緒で、基的にムチャクチャでマユツバなので、気軽に読み流してくれればいいと思う。 それな

  • 走れfluentd | quipped

    fluentdというソフトウェアがある。読者の多くは聞いたこともないソフトウェアだろう。そりゃそうだ。AndroidとかiOSとかWindowsのように、消費者の目に毎日さらされるものとは違い、日夜静かにデータセンターで動いているソフトウェアだ。 このfluentdは、もともと古橋貞之くんが、自分がはじめた会社のサービスの一部で必要となり書いたものだが、この1年半ほどで瞬く間に広まり、今では日中のウェブサービスで導入されている。どのくらい広まっているのかと言うと、もし読者が今日 はてブをチェックしたり クックパッドレシピを探したり NAVERまとめを見てゲラゲラ笑ったり GREEのサービスで遊んだり ライブドアニュースで蒼井優の動向を探ったり1 したなら、どこかでfluentdの恩恵を受けているということになる。 ちなみにこの古橋くん、ゆとり世代のダメダメなピチピチな25歳の若者で、ど

  • ソフトウェアに関する英語でよくあるミス | quipped

    ソフトウェアエンジニア仕事はいいソフトウェアを書くことなので、別に英語のミスなんか二次的な問題なのだが、Twitterやメーリングリストで、日人(と思われる)ソフトウェアエンジニアがよくするミスについて、メモしておこうと思う。何かの役に立ったら幸いだ。反響があれば、あとからここに足していくかもしれない。 software/middleware/hardwareは常に単数:softwares/middlewares/hardwaresとはまず言わない。どうしても数えたい時は"a piece/pieces of software"とするのが妥当。 codeも基的に数えられない:"I wrote codes"とか"I can't deploy codes"とかいう表現を散見するが、これも間違い。ただcodeに関しては、暗号という意味もあり、こちらは数えられます。"Secret codes"

    tknzk
    tknzk 2012/08/17
  • MessagePackをCHE.R.RYにのせてみた | quipped

    今日は非常にギークな話になる。 MessagePackという古橋貞之さんが書いたシリアライザがある。シリアライザというのは、コンピューター同士やプログラム間でのデータ通信のために行う一種のデータ変換を請け負うものだ。MessagePackはその一つで、これが異常に良くできている。今日なぜかMessagePackと、シンガーソングライターのYUIの話になったので、CHE.R.RYの替え歌を考えてみた。MessagePackのさらなる普及に寄与できれば幸いだ。 指先が震えた それは小さなデータになってたんだ バイナリ苦手だった だけどこんなサイズなら ワクワクしちゃう Thrift バグだらけだって 誰かに聞いたことあるけど パッチもレビューサボり過ぎ 大嫌い! oh fuck my life コメントしたんだ たぶん気づいてないでしょう? 火曜夜 願いこめて RE.FAC.TOR gitで送

  • ウェブ業界で起業したいならMarcoを目指そう | quipped

    Marco Armentという人をご存知だろうか? Instapaperという「ブックマークして後で読む」アプリの作者として知られており、アメリカで大人気のブログサービスTumblrの共同創業者でもある。彼は2010年にTumblrを離れ、今はInstapaper一にしぼって仕事をしている。主な収入源は$4.99のiOS用Instapaperアプリで1、アプリのダウンロード数が常時ランクインしていることを考えると、十分生活できるだけの額だろう。 今日のお話は至極単純なもので、ウェブ業界で起業したい人たちは、Mark ZuckerbergでもSteve JobsでもなくてMarco Armentをお手にするべきだという話だ。ここですでに納得なら、残りを読む必要はない。 ぼくがMarcoをお手とするべきだというには、3つの理由がある。 Marcoがウェブプロダクト制作に関して平均的に能力

  • 思うこと。言うこと。 | quipped

    人生で一度だけ廊下に出されたことがある。 小学校五年生のとき、中学受験のために通っていた進学塾でのことだ。算数の授業で、T先生が黒板に書いた図形に、いたずら真っ盛りだったぼくはいちゃもんをつけた。 「先生、問題には『正三角形』って書いてあるけど、それ全然正三角形になってないし」 板書の手をとめ、振り返ったT先生の顔からは、いつもの温厚な笑顔は消えていた。そして、静かな声で言い放った。 「◯◯(ぼくの名前)外に出る」 「お前廊下に出ろ!」でも「ふざけるな!」でもなく、「◯◯外に出る」。最初は何が起きたのかわからなかったが、先生の口調がいつものですます調ではなかったことや、さっきまで和やかだった教室の空気がカンペキに凍りついたことから、マジで教室の外に出ろと言っていることを察した。ぼくは席を立ち、T先生に誘導されるまま教室の外に出た。 「なんで外に出されたのか考える」 先生はそう言って、引き戸

  • 日本でソフトウェアエンジニアが高く評価されない理由(かもしれない) | quipped

    タイトルの話に入る前に、日アメリカの平等について少し話そう。 アメリカは平等な国だと言われる。どこの馬の骨かわからない移民でも、結果次第で門戸が開く国。徹底した実力主義。既成の枠組みに個人を押し込めない自由な思想。これは嘘ではない。オバマ大統領をはじめ、多くの人たちが、逆境を乗り越え、自分の実力で勝負し、不可能とされることに挑戦し、多大な成功をおさめてきた。アメリカンドリームと言われるゆえんだ。14歳で移民したぼくも、アメリカのオープンな実力主義の恩恵を受け、今に至っている。 確かにアメリカは、誰にでもチャンスを与えるという意味では公平だ。でも考え方によっては不公平な国でもある。例えば大学入試。基的に日では、みんな一斉に同じ試験を受け、そこで上から何人というふうに合否を決めるが、アメリカは全て書類選考だ。高校や標準考査(SAT/ACT)の成績に加え、育った環境・人種・課外活動・小作

  • エンジニアの面接でアルゴリズムを組ませる理由 | quipped

    @shibataismさんが、日経Bizアカデミーに「日エンジニアはシリコンバレーで通用するのか?」という記事を書いている。 「僕は文系だけど、エンジニアとして一流だ」と自己主張する人がいますが、採用側から見て実際にそうであることは稀です。シリコンバレーの企業では、採用面接の際に「 ○○アルゴリズムを書いてみてください」といったように、具体的かつ実践的な課題が出されます。こうした面接で、文系の人は(そもそも大学できちんと勉強したことがないので)適切な回答をするのが難しい場合が多いのです。 とあるのだが、アメリカの大学で数学を勉強し、プログラミングは独習したソフトウェアエンジニアとして1、少し補足してみたいと思う。 「文系」だからといって諦める必要はない これはまあその人の経験によるのだろうけど、文系出身のエンジニアだからといって諦める必要はない。[平林さん](https://falla

  • 間違えてナンボ | quipped

    学校教育1の最大の弊害、それは「間違えることに対する恐怖心を植え付けること」。 この傾向は、特にエリートとされる人々の間で顕著である。そりゃそうだ。エリートは、学校教育のシステムの中で、間違いを最小限にとどめてきた人たちだ。間違いが少ないからこそ、一流の大学に入り優良企業に就職できるのだ。途中であんまりミスが多いと落ちこぼれて、エリートコースから脱落することになる。 間違えることを恐れることが、なぜそんなに問題なのか?それは、間違えることは人間として成長するうえで、大切な触媒だから。間違えることを恐れる人は、そのぶん思い切った言動ができなくなり、自分でのびしろを縮めてしまう。そして、生き甲斐も将来に対する希望も、のびしろの大きさに比例する。間違うことへの恐怖心は、人生のガンだ。 間違うことを恐れるなというのはカンタンだ。でも実行に移すのは難しい。明日から恐れるのをやめますと宣言すればすむわ

  • DevOpsというオシゴト | quipped

    DevOpsというオシゴトをご存知だろうか? DevOpsというのはDevelopmentとOperationsのかばん語で、この数年話題になっているフレーズである。伝統的に、ソフトウェアの世界は、大きくわけてDevelopmentとOperationsの2つに分かれていた。Developmentに属するのは、いわゆるプログラマーやソフトウェアエンジニアと呼ばれる人たちで、ガンガンコードを書いてアプリケーションを作る人たちのことだ。Operationsは、プログラマーたちが書いたソフトウェアを管理したり、開発環境を整えたり、サーバーを監視したりするのが主な役割で、インフラエンジニアやシステム管理者と呼ばれる人たちがこちらに属する。 今までDevelopmentとOperationsは、きっぱりと分離されていた。それもそのはず、必要とされるスキルも経験も大きく違う。例えばウェブの世界でいえば

    tknzk
    tknzk 2011/10/26
  • Role Model - quipped

    ぼくは今でもほとんど毎日、辞書で英単語の意味を調べる。 知り合いにこのことを打ち明けるとみんな驚くのだが、ブログ・雑誌・などを読んでいて意味がわからない単語が出てくるので仕方がない。知ったかぶりするよりは調べてしまったほうが気分もいい。昔と違い、今はスマートフォンでもノートブックでも手軽に辞書が引けるので、大した労力もかからないし。 ちなみにぼくはアメリカ移住してほぼ12年になる。この時点で読者の反応は目に見えている。「お前相当バカなんだろう」 確かにぼくはバカかもしれない。でも正直、日でバイリンガルとされている知識人たちの英語は、大方笑ってしまうほど稚拙だ。エリート然しているにも関わらず、概して使う単語は(日の)中学生レベルのもので、文法もお粗末だ。たまに、「二日前にEconomist誌で仕入れてきた」感じの難しい形容詞なんかも使ってみるが、板についていないので、発音も用途も不自

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