去る9月5日に開催されたオープンソース系開発者向けカンファレンス「ITpro Challenge! 2008」(主催:日経BP、「XDev 2008」と同時開催)は大変興味深く、素晴らしい講演会になった。日本を代表するような4人の独創的な開発者が、「プログラマの挑戦が世界を変える、ハッカーの流儀がメインストリームになる」というテーマに沿って、自らのプログラマーとして歩んできた道やプログラミングスタイルを、ざっくばらんに語ったのである。 世界を変えるプログラマーとして話者に選ばれたのは、モバゲータウンを作った川崎修平さん、仏ネクセディ社CTOの奥地秀則さん、米シックス・アパートの宮川達彦さん、Winnyの作者として知られる金子勇さん。いずれ劣らぬ挑戦者ばかりである。しかしそれゆえに属人性も大変高そうにも思える彼らの“流儀”の中に、私たち凡人でも何か真似できるようなことはあるだろうか。襟を正し