高校野球の一打席速報の内容を、機械学習を使った人工知能(AI)で解析し、戦評を自動作成するプログラム「経過戦評ロボットくん」を、神戸新聞社が開発した。7月23日(夏の東・西兵庫大会・準々決勝)以降の全試合で運用しており、試合終了後わずか1秒あまりで戦評を執筆。Twitterに配信中だ。「AIや機械学習に関心をもつ社員が開発した」という。 ロボットくんは、各打席の結果をリアルタイムで配信する一打席速報をリアルタイムで監視。終了した試合を見つけるとページの内容を読み込み、打席結果を解析して経過戦評をまとめる。 具体的には、試合の中で起きたひとつひとつの打席結果を分析し、それぞれの得点シーンについて勝敗への影響度を算出。高い点数がついた得点シーンを複数組み合わせてテキストにまとめるという手順だ。どのようなシーンを重要と判断するかは、あらかじめ機械学習作成した点数表をもとに計算。人間の記者が書いた
2018年5月31日、AWS Summit 2018において「機械学習を用いた編集業務の生産性向上への取り組み」というセッションを披露した朝日新聞社。メディアの激変にテクノロジーに立ち向かう同社のエンジニアが、機械学習を用いた編集業務の省力化・自動化について説明した。 現場の課題を解消する実用度の高い機械学習活用 セッションは登壇者の自己紹介と組織の説明からスタートする。前半に登壇した落合隆文氏が所属する情報技術本部は、朝日新聞社内のITエンジニアを統合し、2015年に発足した組織で、新聞製作や社内業務、「朝日新聞デジタル」のシステム開発などを担当。また、「ICTRAD」と呼ばれる本部横断チームで、機械学習を用いた研究開発にも取り組んでいるという。 落合氏らのチームは、おもに現場の課題を聞き取り、社内サービスを構築。まずはプロトタイプからスタートし、ニーズのあるものは本番サービスに仕上げて
人工知能ブームによって機械学習にも注目が集まっています。注目とともに、機械学習に関連したクラウドサービスや事例が様々な業界や分野で発表されています。クラウド形式の機械学習サービスとしても、APIを中心に提供されているものから、プラットフォームとして提供されているものなど様々です。本稿では、機械学習を始める際に検討すべきことについて紹介していきます。最後に、Oracle Cloudで機械学習環境を構築する際のステップについても触れます。 さあ、機械学習を始めましょう! 第3次人工知能ブームによって、人工知能が急激な盛り上がりを見せています。その技術の1つである「機械学習」にも大きな注目が集まっており、機械学習の名を冠したサービスや事例が多数発表されています。特定のテクノロジーが1つの業界で盛り上がることはありますが、機械学習への注目はあらゆる業界を巻き込んでおり、いわば社会現象ともいえるでし
この提言では、 ・総合的な診療を行う“かかりつけ医“の全地域への配置 ・医療費適正化のため、地域ごとに医療費単価の調整を行う ・たばこフリー社会の実現 ・ICTを活用した医療 ・世界をリードする医療実現のための「医療イノベーション推進局」の創設 などが議論されています(資料はこちら)。 ご存じのとおり日本の医療費は50年以上にわたり全国一律の単価です。それがここに来て、医療サービス目標量に応じて地域ごとに医療費の価格を調整することで医療費適正化を図る方策が、厚生労働省の関連会議から提言されたのです。 これは、驚きに値することと言えます。従来の諮問機関とは異なり、30~40代のメンバーが中心となって、20年後に自分たちが医療を受けることを想定して作成したことの成果とも言えるでしょう。
ディープラーニングを活用したビジネスプロデュース事業を手掛けるABEJA(アベジャ)の開発した次世代型店舗解析ソリューション(インストアマーケティングソリューション)が、三越伊勢丹にテスト導入された。ディープラーニングとは、機械学習の一種で、人間が経験によって学習するのと同様に人工知能が入力されたデータを経験と定義して、自ら学習して答えを導き出すコンピューティング技術のことで、現在は主に画像認識や音声認識で活用されている。 この技術を活用した同社のインストアマーケティングソリューションは、店舗内に設置したカメラが捉えた来店者の顔から性別や年齢などを自動解析するサービス「ABEJA Demographic」や、店舗内や店頭の人の動きを解析してヒートマップを生成する顧客動態・滞留データ解析サービス「ABEJA Behavior」などによって構成される。これらのサービスで生成されたデータを管理・
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