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ブックマーク / newswitch.jp (2)

  • 船酔いしない人のタイプ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    国立極地研究所の長谷川達央隊員らは、重度の船酔いをする人に比べ、船酔いが軽度またはまったくない人は、呼気に含む二酸化炭素(CO2)濃度が乗船中に高くなるとの成果を公表した。南極観測船「しらせ」の船内で観測隊員を被験者に、アンケートと呼気中のCO2濃度の計測で明らかにした。呼気中のCO2濃度計測で船酔いが重症になりそうな人を予想でき、予防・治療薬の適性な使用につなげられる。 船酔いは不快なだけでなく、吐き気のために船内での調査研究を行う隊員の業務効率を極端に下げる。これまで船酔いの客観的な指標はほとんど見つかっていなかった。 しらせが豪州・フリーマントルを出港後の3日間、被験者に対し3―4時間ごとに船酔いのアンケートと呼気中のCO2濃度の計測を実施した。14人の隊員のデータから、重度の船酔いの人ほど呼気中のCO2濃度が低い傾向にあった。

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  • 物質の謎、数学で解明。融合研究に無限の可能性広がる ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    「数理と化学」や「数理と物質科学」といった融合研究が新しい研究領域を開拓している。有機分子が自然と集まって作る巨大な超分子によって新たな多面体を発見したり、アモルファス(非晶質)の無秩序な構造の中に秩序を見いだしたりと、数学が物質の謎を解き明かす有力な手段として注目されている。物質を数式で記述できれば計算機でシミュレーションでき、人工知能(AI)技術との融合研究への発展が期待される。 東京大学の藤田誠教授と藤田大士さきがけ研究者らは有機分子で「ゴールドバーグ多面体」を作製した。ゴールドバーグ多面体はサッカーボールのような多面体を幾何学で説明したものだ。藤田教授らは60個の有機分子と30個のパラジウムイオンで錯体を作り、ゴールドバーグ32面体を作製した。 藤田教授は「アルキメデスさえ見落としていた新たな多面体を化学者が見つけ、合成して実証した」と胸を張る。藤田教授らは有機化学の研究者だが、多

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