![「/usr」は「User」の略にあらず? Linuxのディレクトリ構造を解説したチャートが話題に/Windowsユーザーも知っておくとWSLを壊さずに済むぞ【やじうまの杜】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/240f9ad7f6c9461418916a1b55051d5a3a7ae5b0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fforest.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fwf%2Flist%2F1601%2F513%2Fimage_top.jpg)
Linux技術者認定「LinuC(リナック)」などを実施する特定非営利活動法人エルピーアイジャパンは、実習を通してLinuxサーバー構築の知識を学べる学習用教材「Linuxサーバー構築標準教科書」バージョン4.0.0の公開を発表しました。 「Linuxサーバー構築標準教科書」はクリエイティブ・コモンズ・パブリック・ライセンス「表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 (CC BY-NC-ND 4.0)」の下で公開されており、PDF版とEPUB版は無料でダウンロード可能です(Kindle版と製本版は有料で提供されています)。 独学で読み進められサーバの動作原理やプロトコルを理解 Linuxサーバー構築標準教科書の内容は現時点(2024年2月)で最新のLinuxディストリビューションであるAlmaLinux 9.3、すなわちRed Hat Enterprise Linux 9.3系を前提と
Linuxはターミナルでコマンドを実行しながら使うことが多い。Linuxを使い始めたビギナーはまず、どんなコマンドがあるのかを調べ、その使い方を習っていくことになる。Opensource.comが「12 essential Linux commands for beginners|Opensource.com」において、Linuxの初心者にオススメの基本的な12のコマンドを取り上げている。これらは最初にコマンドを調べる際ののとっかかりとして活用できる。 12 essential Linux commands for beginners|Opensource.com 取り上げられている12のコマンドは次のとおり。
オペレーティングシステム(OS)はコンピューターの基盤となるプログラムであり、代表的なものにはMicrosoftのWindowsやAppleのmacOS、各種Linuxディストリビューションなどがあります。1950年代にOSという概念が誕生して以降、さまざまなOSが開発されては消えていき、あるいは別のOSに受け継がれてきましたが、そんなOSの壮大な歴史が一目でわかる系図を、歴史・言語・宗教・ソフトウェアなどに関するインフォグラフィックを作成しているAlphonse Eylenburg氏が公開しています。 Operating Systems: Timeline and Family Tree https://eylenburg.github.io/os_familytree.htm 系図には830を超えるOSが掲載されており、ほとんどの人が聞いたこともないほど古いOSや、定義的にOSに含まれ
ls での検索時の例Linux のシェルではワイルドカードが使えます。シェルでワイルドカードを使うと、シェル上で「展開」という動作が行われます。例えば以下のような状態で、 [root@localhost ~]# ls anaconda-ks.cfg abc-def.if abc-def.te abc-def.fc abc-def.pp tmp [root@localhost ~]#ls abc* と打ちます。すると以下のように出力されます。 [root@localhost ~]# span class=bold-red>ls abc* abc-def.fc abc-def.if abc-def.pp abc-def.te [root@localhost ~]#この場合、シェルではワイルドカードを含む文字列 abc* が以下のように展開され、ls に渡されます。 [root@localhos
はじめに bash の初期化ファイル ログインシェルとは インタラクティブ(対話的)シェルとは ログインシェルとインタラクティブシェルの分類 各種環境における初期化ファイル CentOSの初期化ファイル Ubuntuの初期化ファイル macOS(Catalina以前)の初期化ファイル macOS(Catalina)の初期化ファイル 各環境におけるデフォルトの初期化ファイル 単一ファイル管理(~/.bashrc) 標準的管理(環境変数は~/.bash_profile) 厳格管理(~/.profile 利用) macOS Catalina の場合 まとめ はじめに 本記事では bash の初期化ファイルと、それにまつわる運用方法について説明します。 シェル(bash)の初期化ファイルには .profile .bashrc, .bash_profile などがありますが、どこに何を定義すべきかに
It's F.O.S.S.に7月25日(米国時間)に掲載された記事「Best Online Linux Terminals and Online Bash Editors|It's FOSS」が、Webブラウザで利用できるLinuxターミナルを紹介している。仮想環境にLinuxをインストールする必要もなく、アプリからLinuxをインストールする必要もない。手軽にLinuxを試すことができる方法と説明している。 取り上げられているオンラインターミナルは次のとおり。 JSLinux - エミュレータで動作するターミナル Copy.sh - 優れたオンラインLinuxターミナルの1つ Webminal - Linuxビギナー向けのオンラインLinuxターミナル Tutorialspoint Unix Terminal - ファイルアップロードの機能も備えるオンラインLinuxターミナル JS/U
HP-UXでkshを使ってSSH接続する際、「echo $LANG」で確認すると「ja_JP.SJIS」で設定されているにも関わらず、日本語入力が文字化けしてしまう事がある。 上のように、日本語で入力しようとすると こんな感じで、文字化けしてしまう。 原因と解決策 原因は、HP-UXはデフォルトでは端末からの入力文字を7bitまでしか認識しない設定になっているためだ。 このため、8bitで入力、転送される日本語が文字化けしてしまう、という事になる。 解決策としては、以下のコマンドを実行することで文字化けが解消される。 stty -istrip これで日本語の入力が出来るか、試してみよう。 このまま入力すると… ちゃんと入力出来た。
Shell Script Advent Calendar 2016の12月17日エントリーです(途中途切れてるので日数計算は不明)。 初級者向けの基礎知識として、シェルの展開順序について書きます。ここではbashを例に説明しますが、基本は各種シェルに共通していると思います。 展開と実行の順序 端末やシェルスクリプトなどでシェルを使うときには、展開順序を意識していないと思わぬ失敗をすることがあります。展開(expansion)とは、ファイル名のパターン(ワイルドカード)やシェル変数などの処理です。 展開のメカニズムは普通のプログラミング言語のモデルと大きく異なる点の一つです。たとえば、多くのプログラミング言語の文法では変数は値の一種として扱われますが、シェルの文法では変数が展開されてから実際の処理が実行されます。このあたりの感覚は、C言語のプリプロセッサマクロなどに近いかもしれません。 ba
正規表現とは、複数のケースにおいて、その言葉が指定した文字のパターンに一致しているかをチェックするものだ。 Linuxでも正規表現は使え、ファイルの検索や一括の処理など様々な場面で活躍する。 書籍やWebに掲載されている例をそのまま使って動作させることもできるが、基本をしっかりと抑えれば応用も聞いて、幅広く使えるだろう。 このページでは、Linuxで使える正規表現を一通り解説した。ぜひ参考にしてほしい。 正規表現の基本 正規表現とは? 正規表現は、正規という言葉がついているので誤解しやすいが、きちんとした文字を指定するものではない。 むしろ、あやふやな文字を指定することで、複数の文字列にマッチするのか調べる方法だ。 例を3つ挙げてみよう。 「print」「script」の2つの文字列で同じパターンを見つけてみると、文字は、pとrとiとtが含まれるという共通点がある。 「echo」と「blu
Shell Script Advent Calendar 2015 3日目の記事です。 この記事では自分が最近はまったシェルスクリプトの初歩の初歩、シングルクォート(')とダブルクォート(")の違いを紹介できればと思います。 C言語とかを書いてたら、シングルクォート(')とダブルクォート(")は違うのは当たり前なわけですが、最近JavaScriptやPythonばかり書いてたので、当然(')と(")は同じものだと脳みそが思い込んでてはまってしまいました。 ShellScriptでのクォートの基本の使い方 とある"Program Files"というセンスのない名前のフォルダがあったときに、
http://d.hatena.ne.jp/bonlife/20060201/1138811063 昨日作った日付をチェックするシェルに間違いがあったので、書き直してみました。年月日をYYYYMMDDとして渡して、年、月、日ごとに分割し、egrepでの正規表現で出力を絞って、その結果の有無をif文で判定していました。ところが、YYYYの値として0000が返ってくる場合、if文がfalseと判定してしまい、思った通りの結果にならないことが分かりました。勉強になりました…。簡易ツールとはいえ、ちゃんと境界値テストぐらいやらないとダメですね。cshの例ではありませんでしたが、egrepで絞った出力結果をファイルに落として、そのファイルのバイト長がゼロかどうかで判定している例があったので、それを真似してみました。もうちょい上手いやり方ありそうですが、現在できるのはこのぐらい、ということで。 他のシ
Windowsも結構壊せる『rm -rf /』 WSL (Windows Subsystem for Linux)が搭載されたおかげで、Windows 10でLinuxが実行できるようになった。WSLはPCをエミュレートしているのではなく、Linuxバイナリを直接Windowsカーネルが理解して実行することで実現している。ファイルシステムもWindowsのファイルシステムをLinuxが利用する形になっている。 つまり、WSLで動作するLinuxから『rm -rf /』を実行した場合、LinuxのみならずWindows側も破壊できる。 Windows 10のWSLは技術的にはコンテナに近いところがある。しかし、WSL側からWindows側をマウントしてアクセスできるようにしてあることで、WSL側の操作ミスでWindowsを破壊できる可能性も増やしている。今回はこの点を試してみよう。 WSLで
LinuxやUNIXでパフォーマンスを監視する際にはお約束とも言えるvmstatコマンド。 どの現場でもよく使われるものだが、今回はこのコマンドで覚えておきたい使い方を紹介する。 なお、この内容はCentOS 7にてバンドルされている「procps-ng 3.3.9」のバージョンのものを用いている。 1.基本的な使い方 オプション無しで実行すると、以下のように現時点でのパフォーマンス情報が出力される。 vmstat [root@test-centos7 ~]# vmstat procs -----------memory---------- ---swap-- -----io---- -system-- ------cpu----- r b swpd free buff cache si so bi bo in cs us sy id wa st 1 0 0 80556 128 13915
文字コードと改行コード 文字コード 古くから UNIX の日本語環境では EUC-JP が標準の文字コードとして使用されてきたが、近年の多く普及している Linux の日本語環境は UTF-8 が一般的になっている。さらに Windows では Shift-JIS が標準であるため、これらの環境を同時に使用している場合は、文字コードへの理解と各種文字コードの相互変換作業が必要となってくる。 使用されている文字コードを調べる →使用されている文字コードを調べるには nkf コマンドの -g オプションを使用する。 ファイルなどに使用されている文字コードを調べるには、後述する文字コードの変換に使用する nkf コマンドの -g オプションを使用する。 実際に文字コードの判別を行ってみる。 $ nkf -g sjis.txt Shift_JIS #↑sjis.txt は Shift-JIS で保
このページではLinuxのLANG変数についてお伝えしよう。 LANG変数は環境の言語等のローカル設定を変更するための変数だ。使い方を含めて確認しておこう。 環境変数とは? LANG環境変数について記述する前に「環境変数」について記述しよう。 少々まわりくどいが環境変数とは「システム全体に適応される変数であり、どのアプリケーションからも参照できる変数」のことである。 基本的にLinuxに限らずWindowsにも同じ仕組みは存在する。代表例をあげると「PATH」だろう。これを設定するとどこのディレクトリにいても、フルパスを指定せずにコマンドをよびだすことが可能となっている。 コマンドをフルパスで指定せずともプログラムファイルを実行できるのは「PATH」環境変数にデフォルトで。「/usr/bin」や「/usr/sbin」などが設定されているおかげである. ユーザが追加指定することも可能となって
Linuxのカーネルは膨大な数のソースコードから成り立っており、どこに何の処理が書いてあるのかぱっと見当をつけるのにはかなりコードを読み込む必要があります。「Interactive map of Linux kernel」はそのソースコードを機能とレイヤーで分類して表示してくれるサイトということで、使い勝手を試してみました。 Interactive map of Linux kernel http://www.makelinux.net/kernel_map/ サイトにアクセスし、ロードが終わると下の画像のように6列6行の表が表示されます。列が機能の分類を表しており、「インターフェース」「システム」「処理」「メモリー」「ストレージ」「ネットワーク」という分類になっています。行はレイヤーを表しており、上からシステムコールなどの「ユーザースペースインターフェース」、「バーチャル」、「ブリッジ」
オープンテクノロジーの技術者認定機関である特定非営利法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は、新しいLinux技術者認定試験「LinuC(リナック)」を2018年2月に発表した。3月1日から受験が可能になっている。 LinuCは、LPI-Japanが2000年から18年にわたり提供してきた「LPIC」に加わる認定試験として、日本のLinux技術者のために作られた。LPI-Japan 理事長の成井弦氏、副理事長の鈴木敦夫氏、理事の中野正彦氏に、LinuCの開発理念を聞いた(聞き手は、アスキー羽野三千世)。 将来は、AIやIoTなど先端テクノロジー活用を踏まえたOSレイヤーの知識を問う -- 新しいLinux技術者認定試験「LinuC」はどのような試験でしょうか。 鈴木氏:LinuCは、日本のマーケットが求めるLinux技術者を育成するために、日本市場向けに試験問題を最適化した“高品質
デジタルメディアファイルの有用性は、メタデータをタグ付けすることでより高くなる。つまり、写真の説明をそれぞれの画像に埋め込んだり、外部データベースに保存したりできるのだ。 ExifTool は、写真、オーディオ、ビデオのメタデータをLinuxで管理する効果的なツールであり、柔軟性が高くて手軽に使える。ここでは、ExifToolを使ってJPEGファイル内のEXIFデータを処理する方法を紹介する。 ExifToolの柔軟性の高さは、その構成に起因している。このツールは、EXIFデータを扱うためのマルチプラットフォームのPerlモジュール群と、それらをコマンドラインから利用するためのexiftoolという小さなプログラムで構成されている。exiftoolでは、パイプまたは(リモート)ファイルからのデータや画像の読み書きが問題なく行える。たとえば、ネットで見つけたJPEG画像をローカルにコメント付
Ⅴ.Linux の起動 (by grub) LinuxのメジャーなブートローダーにgrubとLILOがあります。ここではLinuxのインストール時にブートローダーとしてgrubを指定し、その(grubの)インストール先としてMBRを選択した場合の動作を追います。 Linuxのインストーラーにはブートローダーのインストール先を選択するオプションがありますが、この選択によってインストール先が変わるのはプライマリー ブートローダーだけです。他のファイルは通常、ルート パーティションにインストールされます。 Ⅴ.1.予備知識 Linuxはハードディスクの基本パーディション、論理パーディションのどちらにもインストールが可能で、該当パーティション(のアクティブ フラグ)がアクティブである必要もありません。こうした機能はLinuxのローダーであるgrubやLILOによって実現されています。 grubはフ
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