8月末の九州豪雨では、佐賀県を中心に大規模な洪水被害が発生しました。 気象庁からは事前に、「数十年に一度の大雨が降る」と警告されていたものの、急激な水位の上昇をくいとめることはできず、収穫前の田畑や多くの家屋が浸水の被害に遭ってしまいました。 また、今回の洪水では、ルーフ(屋根)まで水に浸かっているたくさんの車がニュースで映し出されていました。 おそらく大半の方が、 「まさかここまで水が上がってくることはないだろう」 と想定し、いつもの駐車場に車を停めておられたのだと思います。 車は田畑や家屋と違って簡単に移動させることができるだけに、 「ああ、こんなことになるなら、もっと早く高台や立体駐車場などに車を移動しておくべきだった……」 そう悔やんでいる方も多いのではないでしょうか。 豪雨の予報が出たときには最悪の事態を想定し、動かせる車やバイクは少しでも高い場所に移動しておくべきです。 ときに