写真愛好家のみならず、若年層や主婦層などにまで浸透し始めたデジタル一眼レフカメラ。その中でもカメラ好きのデジタルメディア評論家の麻倉怜士氏が注目するのが、従来の一眼レフに比べてコンパクトなフォルムを実現した「マイクロフォーサーズ規格」採用モデルだ。麻倉氏は、1995年に実質的に世界初のデジタル・スチル・カメラ、カシオ計算機の「QV-10」をネットで大々的に紹介した経歴を持つ。 麻倉氏が今回熱く押すのは、オリンパスの「OLYMPUS PEN E-P1/P2」と、パナソニック「LUMIX DMC-GF1」。「PEN E-P1/P2」は、銀塩一眼レフの往年の名機「OLYMPUS PENシリーズ」のフォルムを取り入れたレトロなデザインが特徴。「LUMIX GF1」は3色のカラーバリエーションで新たなユーザー層の取り込みを狙うなど、似て非なる印象を与える2モデルだ。 これら2モデルのそれぞれの魅力は