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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (13)

  • 日本鬼子(ひのもと おにこ) - 雪斎の随想録

    ■ 「何をやってんだか…」と思う。 □ <日中首脳会談>見送り 野党からは菅政権批判も 毎日新聞 10月30日(土)0時13分配信 日中首脳会談が見送られたことで、沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を巡り、日政府への批判が再燃する可能性もある。自民党の石破茂政調会長は29日夜、毎日新聞の取材に「(中国人船長の釈放を)検察のせいにし、政府の意思を示さないからこういう事態になった」と述べ、菅政権を批判した。 自民党中国漁船衝突事件のビデオ映像を全面公開するよう求めており、「中国に配慮しても外交のプラスにはならない」(「影の外相」の小野寺五典衆院議員)として、攻勢を強める構えだ。 一方、民主党の枝野幸男幹事長代理は29日夜、記者団に「会って話をすることを否定するのは理解しがたい」と不快感を示した。 存外、日が対中関係を切りまわしていたのは、小泉、安倍時代ではないかと思えてきた。総理大臣自

    日本鬼子(ひのもと おにこ) - 雪斎の随想録
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    tomber 2010/10/30
    民主党は予想通りなのでアレだが、中国がいずれブーメラン食らうというのはあり得る気がする。それにしても日本鬼子(ひのもと おにこ)が雪斎先生のブログにも登場するとは……
  • 「資源のない国」の神話 - 雪斎の随想録

    ■ この数日、鈴木、根岸両老教授のノーベル化学賞受賞の報に沸き立っている。 NHK午後7時のニュースで武田アナウンサーが、のっけから万歳をやる「演出」には、やりすぎだろうとおもったけれども、それでも今は許されるであろう。慶事である。 雪斎も、北海道大学OBなので、特に鈴木教授の快挙は率直に悦ばしいとおもう。 両老教授が、共通して示していたのは、「日は資源がない」という認識である。 「日は資源がなくて、戦争をやって負けた…」。 両老教授は、終戦時、中学生くらいだとおもうので、こうした感覚を多分に持った世代であろう。 そして、戦後の高度成長を牽引した世代である。 「日は資源がない」という半ば当然のように信じられている「神話」の一方で、「日にもまっとうな資源がある」という説明がある。 たとえば、「水」である。 過日のテレビ東京の「ワールド・ビジネス・サテライト」の特集に依れば、世界で「淡

    「資源のない国」の神話 - 雪斎の随想録
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    tomber 2010/10/08
    水を戦略的に使おうというのは、全く正しいと思うけれど、誰が音頭をとるか考えると頭が痛くなってしまう。
  • 「陽はまた昇る」という感覚 - 雪斎の随想録

    ■ 「この国のナショナリズムに火がついたら、、もう誰にもとめられないであろう…」。 1980年代に流行した「日」論の中に、こういう記述があったことを記憶する。 ところで、民主党の選挙のスローガンは、「日の元気を復活させる」である。 自民党のものは、「いちばん」である。 昨年の民主党のスローガン「国民の生活が第一」に比べれば、今回の民主党のスローガンは、はるかに上質である。これは、かなり以前の自民党のものに近くなtっている。意外にも、シャルル・ド・ゴールに乗ったフランソワ・ミッテランよろしく、菅内閣の下で「民主党の『保守』党化」が進行しているのか。それなら、悪くはない。大体、「国が、かくかくじかじかをしてあげます」というメッセージは、無理である。 「日の元気を復活させる」という意味でいえば、サムライ・ブルーの躍進は、そうした「空気」を醸し出すには、おおいに貢献している。 川端達夫文部科

    「陽はまた昇る」という感覚 - 雪斎の随想録
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    tomber 2010/06/27
  • 日本の「盾」としての「村山談話」 - 雪斎の随想録

    ■ 金曜日に田母神前空将の論稿を題材にして産経新聞「正論」欄に原稿を載せた。中身は、ここで書いた二つのエントリーを元にしたものである。 予定通り、産経新聞が運営している「iza ブログ」界隈では、不評である。四月末には、「さじをなげたく」なったものであるけれども、今は、「そういうものであろう…」という諦念が先に立っている。 ただし、産経新聞というメディアにおける「多様性」を世に示そうとするならば、雪斎のように、「正論左派」でやっていくことの意味は、決して小さくない。「正論」欄という論説欄に書き始めたのは、もう10年も前である。過去十年の間に書いた原稿は、既に120は超えるであろう。10年前に「異例の若さ」で迎えてもらい、その後、今に至るまで最若手の一人である。「よくも続いているな…」と思う。 「正論左派」を標榜する雪斎が倣いたいと思っているのは、「正論」欄の第一号執筆者である猪木正道京都大

    日本の「盾」としての「村山談話」 - 雪斎の随想録
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    tomber 2008/11/10
  • 内閣支持率40%の「防衛線」 - 雪斎の随想録

    ■ 「ああ、やっちゃったのね」。これ以外に、どのような言葉を考え付くであろうか。 □ 「選挙で反対と言ってない」=造反4氏が苦しい弁明-自民復党 郵政民営化造反組の堀内光雄元自民党総務会長ら無所属議員4氏は28日午前、衆院議員会館で記者会見し、自民党に復党願を提出した経緯などを説明した。堀内氏は「昨年の選挙戦でも民営化反対とは一言も言ってなかった」と弁明。山口俊一氏も「民営化ではなく、法案に問題があると言ってきた」などと苦しい釈明に追われた。 同日の記者会見は、安倍晋三首相(党総裁)が復党希望者に対して公の場で自らの立場を説明するよう求めたことを受けたもので、堀内、山口両氏のほか、古屋圭司、森山裕各氏が出席した。 (時事通信) - 11月28日13時0分 次の各紙世論調査で発表される内閣支持率は、間違いなく急降下するであろうけれども、雪斎の今の関心は、「どこまで落ちるか」という点に移りつつ

    内閣支持率40%の「防衛線」 - 雪斎の随想録
  • 「ポスト小泉」への助走 - 雪斎の随想録

  • 国連事務総長の椅子 - 雪斎の随想録

  • 復活したものの… - 雪斎の随想録

    ■ 一時の「絶不調」状態から復活したら、片付けなければならない原稿が、あちらこちらにある。とりあえず、二つを片付けて、まだ二つが残っている。 ① 産経新聞「正論」欄 ② 『月刊自由民主』「論壇」欄 この内、①は、皇位継承に関する原稿である。「有識者会議」答申提出以降、この案件に関する議論は、明らかに仰々しいものになっているので、「そもそも、この案件は『熱い議論』の対象として相応しいものであろうか」という趣旨のことを述べておいた。 ②は、日の対モンゴル戦略に関する論稿である。モンゴルといえば、日では、横綱・朝青龍の印象がかなり強くなっているけれども、モンゴルとの関係は、対中関係や対露関係をにらんで、重要な意味合いを持つことになるであろう。 ■ 昨年末、外務省が実施していた「モンゴルにおける対日世論調査」の結果は、誠に興味深い。 Q1.あなたのもっとも好きな国はどこですか(複数自由回答)。

    復活したものの… - 雪斎の随想録
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    tomber 2005/12/12
    中国封じ込めにおけるモンゴルの重要性
  • 自民党立党50年記念論文 - 雪斎の随想録

    ■ 昨日のエントリーでも書いたけれども、雪斎は、自民党機関誌『月刊自由民主』に「立党50年記念論文」を寄稿した。「それは、どういう論文なのか」という声が聞こえてきそうである。この『月刊自由民主』という雑誌は、結構、中身が面白い雑誌である。ただし、政党の機関誌という性格上、この雑誌は、一般の書店では中々、見かけない。来は、「雑誌を買って読んでください…」と呼び掛けなければならないけれども、自分の原稿に関する限りは、このタイミングで公開することにする。 雪斎は、この雑誌では、普段、2000字程度のコラムを書いているけれども、折に触れて5000字くらいの原稿を依頼されることがある。だから、雪斎は、今月号では、記念論文とコラムの二編を寄稿した。「書き過ぎだろう」といわれれば、その通りかもしれない。 雪斎が『月刊自由民主』に最初のコラムを執筆したのは、2000年4月であったと記憶する。その年6月の

    自民党立党50年記念論文 - 雪斎の随想録
  • 安保理常任理事国入りへの「潮目」 - 雪斎の随想録

    ■ これは…と思ったニュースである。『読売』記事である。 □ 日の常任理入り、実現に向け日米で協議へ 来日中のニコラス・バーンズ米国務次官(政治担当)は24日、東京の米国大使館で記者会見し、日の国連安全保障理事会常任理事国入りを可能にする国連総会決議案を今後数か月をかけ、日米間で協議していく意向を明らかにした。 米国は日独などの4か国グループ(G4)が策定した枠組み決議案には反対したが、人権委員会の改革など米国が懸案の処理にめどが着いたことを理由に、日の常任理事国入りに向けて腰を入れる姿勢を示したものだ。 バーンズ次官は、米国が支持できる安保理拡大の幅について「安保理メンバー国の数では20~21だ」とし、「常任理事国と非常任理事国をいくつにするか、可能性はいろいろあるが、どんな場合でも日の常任理事国入りを米国は支持する」と明言。「今後数か月をかけ、国連総会の支持が得られる案につい

    安保理常任理事国入りへの「潮目」 - 雪斎の随想録
  • 2005年夏、日本政治の対立構図 - 雪斎の随想録

    ■ 衆議院解散直後、 『ザ・タイムズ』紙の《High noon in Japan-Japanese voters should back Koizumi 》という記事を配信した。この記事には、次の一文がある。 The debacle in the Diet puts Japan at a crossroads: the choice between smaller government or the old-style high-spending big government. 確かに、此度の総選挙は、「大きな政府」か「小さな政府」かの選択を争点とする。しかし、この争点設定が単純だと評する向きは確かにある。此度の総選挙の構図は、どのようなものかl。 これを考えるために、下のようなマトリックスを示してみる。丁度、八年程前に雪斎が雑誌「諸君」に発表した論文で示したコンセプトである。こたびの総選

    2005年夏、日本政治の対立構図 - 雪斎の随想録
  • 自民党は「都市の政党」たり得るのか。 - 雪斎の随想録

    ■ 此度の選挙の争点は、郵政民営化の是非であるけれども、もう一つ問われるべき重要な論点がある。それは、自民党は、「都市の政党」たり得るかという点である。この場合、「都市の政党」というのは、「地縁、血縁、利害関係といったしがらみ」から離れた人々の支持を受けた政党という意味である。従来、「都市の政党」としての顔を示していたのは、自民党ではなく民主党であった。そうであるが故にこそ、投票率が上がれば苦戦するのは、民主党ではなく自民党であった。 しかし、「投票率が上がれば負ける政党」というのは、政党の有り様としては、おかしなものであろう。民主主義体制の下では、いかなる政党といえども、「投票所に行かないでください」とは訴えられない。「投票率が上がれば勝てる」仕組みを構築しなければ、政党の有り様としては物ではないのである。 丁度五年前の夏、雪斎は、『月刊自由民主』に下掲のような原稿を載せたことがある。

    自民党は「都市の政党」たり得るのか。 - 雪斎の随想録
  • 中国における「外交感覚」の劣化 - 雪斎の随想録

    ■ 雪斎は、大学の授業でTBS制作のテレビ・ドラマ『関ヶ原』(原作/司馬遼太郎)のDVDを学生に鑑賞させている。印象深いのは、西軍の敗勢が決まった後で大友柳太郎さん演じる島津義弘が「すてかまりの戦法」の選択を決断する場面である。 義弘 「敵中ば突破する」。 豊久 「て、敵中ば突破!?」。 義弘 「そいに決めた。そいしかなかっ」。 島津勢の「すてかまりの戦法」は、後の薩摩・島津家の存続の裏付けとなった。徳川幕府は、島津家を取り潰そうとした折に支払わなければならない「代償」の大きさを予感したのである。0 昨日のエントリーで紹介した五百旗頭眞先生の著書『日米戦争と戦後日』では、サイパンや硫黄島のような中部太平洋諸島、さらには沖縄での戦闘は、この「すてかまりの戦法」の効果を持ったことが説明されている。これらの戦闘では、米軍将兵の損失が以前の戦闘よりも大きくなっていて、米国政府は、日土進攻作戦

    中国における「外交感覚」の劣化 - 雪斎の随想録
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