マンガ創作集団「CLAMP」のキャラクター原案で、「プラネテス」の谷口悟朗監督と大河内一楼さんのシリーズ構成のコンビが生んだ新たなロボットアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」。06年10月からTBS・MBSの深夜枠で放送された第1弾につづき、日曜日午後5時枠に移った第2弾「R2」も今年9月に完結。ブルーレイディスクの総出荷数もシリーズ100万枚を突破するという人気だ。 超大国・神聖ブリタニア帝国は、日本を制圧、日本人は「イレブン」と呼ばれて差別された。占領から7年、帝国を追われた第11皇子のルルーシュ・ランペルージュは仮面の男「ゼロ」となり、帝国に叛旗をひるがえす。 設定から、イラク情勢や日米関係などの政治的な批判も感じられるが、学園物からロボットアクション、シャワーシーン、親友との対決という純粋なエンターテインメントでもある。谷口監督は「政治的主張をこめるつもりは全くない」と発言して