ベトナム料理がもっと上手くなりたいと思って、蛇の道は蛇。銀座の某フレンチベトナミーズレストランの厨房に短時間バイトととして入れてもらうようになり三ヶ月目。ここではフランス人とベトナム人と日本人が働いている。仕事自体はスムーズだが、人間関係はそうもいかない。衛生観念の違いが一番大きな原因である。 ベトナム料理を見てみると、作った直後に食べる料理しか無いと言っても過言ではない。ベトナムは日本より暑い。食中毒の心配ゆえ、料理ができたらその瞬間に食べ始めなければならないのだ。 料理にはその国の気候を含めたあらゆるものが反映される。気候が違い、食材が違い、調味料が違い、調理法が違うのなら、繁殖しやすい雑菌の種類も違う。衛生上気をつけなければならない点も違って当然といえば当然。しかし、基本的な部分はどこの国でも一緒のはずだと思うだろう。それが間違いである。 ベトナム人が、おろしたてのまな板の片面に熱い
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