劉暁波氏(右)と妻の劉霞さん。撮影日は不明。3日に劉氏の家族が公開した=ロイター ノーベル平和賞の受賞が決まった中国の人権活動家で、「国家政権転覆扇動罪」で服役中の劉暁波氏(54)が10日午前、妻の劉霞さん(49)と受賞決定後、初めて面会したことが分かった。関係者が明らかにした。 劉霞さんは8日の受賞決定を受け、警察関係者に連れられて、9日に劉氏が服役する刑務所がある遼寧省錦州入りしていた。面会の詳しい状況などについては不明だが、劉霞さんは劉暁波氏に直接、受賞が決まったことなどを伝えたとみられる。