野尻先生によるTwitterでの解説をまとめてみました。単位云々の話が省かれているのは、ひとえに数学オンチである私の理解不足のせいです(・・;) 追記:ノーベル物理学賞受賞記念(?)で、リニューアル公開します。
野尻先生によるTwitterでの解説をまとめてみました。単位云々の話が省かれているのは、ひとえに数学オンチである私の理解不足のせいです(・・;) 追記:ノーベル物理学賞受賞記念(?)で、リニューアル公開します。
宇宙が3次元になった仕組みを説明 12月22日 5時59分 現在の宇宙空間が「タテ・ヨコ・高さ」の3つの次元からなる姿になった仕組みを、日本の研究グループが、世界で初めて、スーパーコンピューターによる計算で説明することに成功し、どこかに存在する可能性が指摘されている「別の宇宙」の研究にもつながるものとして注目されています。 私たちの宇宙の姿は「タテ・ヨコ・高さ」の3つの次元から出来ていますが、現代物理学の理論では、137億年前にビッグバンによって宇宙が誕生する前の極めて微小な空間には、ほかに6つの次元があったとされ、なぜ3つの次元になったのかが謎になっています。茨城県つくば市にある高エネルギー加速器研究機構などのグループは、ビックバンが起きる前に、9つあった次元がどのように変化したのか調べるため、独自の計算式によって、ことし2月から京都大学にあるスーパーコンピューターで分析を進めてきました
東京大学(東大)物性研究所の嶽山正二郎 教授および同大大学院工学系研究科博士課程3年の宮田敦彦氏らの研究チームは、室内実験室にて700Tの超強磁場発生技術の開発に成功したほか、超強磁場極限状態下で極低温を実現し、これを用いて強力なフラストレーションを持つ反強磁性体の磁気物性測定を行った結果、精密で信頼性ある測定を600Tまで行うことに成功したことを発表した。同成果は、米国物理学会誌「Physical Review Letter」に掲載された。 今回の研究対象の物質はスピネルという構造を持つZnCr2O4磁性体。同物質の磁性を決定づける磁気スピンは、3次元的なフラストレーションを有しており、このような磁気フラストレーションは、物質の性質を司る電荷、格子、電子軌道と絡んで、スピン液体、スピンアイスなど新奇で多彩かつ普遍的な量子的な物理現象を引き起こすことが知られている。 また、今回の研究では、
自転車が倒れない理由って? 定説がくつがえっちゃいました!2011.04.22 21:0037,344 福田ミホ 自転車にまだ乗れない頃って、自転車がどうして倒れずに走れるのか、不思議じゃありませんでしたか? 自分には補助輪なしでは乗れない乗り物に、簡単そうに乗れている大人は神に見えた人もいると思います。 では、自転車が倒れない仕組みはなんでしょう? これまで、それは専門家の間では「キャスター角」と「ジャイロ効果」によるものだと考えられてきました。 「キャスター角」とは、自転車の前輪を横から見たとき、ステアリング軸(フォークやハンドルバーが回転する軸、多くはフロントフォークのヘッドチューブと平行になる)が垂直に対して傾いている角度です。通常ステアリング軸は上部が自転車後方に傾いていて、この軸から地面の方に延長線を引くと前輪の接地面より前方で地面と交差します。このステアリング軸延長線上の点と
小氵可ぐみおいしいbot @hiyoshism マックスウェルの悪魔の話が全く理解できない。悪魔召喚も実現可能なの?とか、ラプラスの魔はどうなの?とかくらいしか。世界は変わるの?とかもある。というわけでブログじゃなくて5ツイートくらいで解説を頼む @lizard_isana isana @lizard_isana @hiyoshism おれもわかんね。ちょっとしらべてみるけど...。本当にマックスウェルの悪魔が実現できたら熱力学の第2法則が破れてしまう。字面だけ取れば「永久機関を作れるようになりました」と言っているに等しい。もちろんこれは物理学の常識に反する。
記事一覧 常温で超電導状態、石栗助教成功 逆方向に電圧掛け相殺 (2010年6月29日午前7時26分) 超電導についての国際会議で受賞した特別賞の盾を手に研究成果を語る石栗助教=28日、福井県鯖江市の福井高専 特定の物質を超低温に冷やした際に電気抵抗がゼロになる「超電導」について、福井県の福井高専は28日、同校の石栗慎一助教(34)が室温で同状態を作り出すことに成功した、と発表した。電流を半導体に流した際に発生する電圧を、外部から電圧を掛けることで打ち消して、抵抗ゼロの状態にするもので、石栗助教は「今は微弱な電流でしか実現できないが、大きな電流を流せるようになれば、コンピューター機器などに幅広く応用できる」と話している。 この研究はトルコで開かれた「超電導と磁性についての国際会議」(4月25〜30日)で発表、優れた成果に贈られる特別賞の一つに選ばれた。 超電導は金属などを絶対零度(マイ
前の記事 目に電極を埋め込む「バイオニック・アイ」、豪で開発 噴火はなぜ雷を呼ぶのか:「粒子の帯電」現象の謎 2010年4月 8日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Alexandra Witze Image credit: Oliver Spalt/Wikimedia Commons 砂粒などの微細な粒子が互いに衝突しあうと、電荷が蓄積する。砂嵐や、噴火時の立ち上る火山灰から、稲妻が発せられることもある[火山雷と呼ばれる]。 この現象は長らく物理学者たちの頭を悩ませてきたが、『Nature Physics』誌の次号に掲載予定の研究論文が示唆するところによると、粒子は衝突のさいに電荷を垂直方向に移動させ、粒子の雲の中で、正の電荷は下方へ、負の電荷は上方へ動くのだという。 この発見は、さまざまな現実的問題の解決に役立つ可能性がある
表面張力(ひょうめんちょうりょく、surface tension)は、表面を出来るだけ小さくしようとする傾向を持つ液体の性質、またその力のこと。分子間力(液体の分子間に作用する力)により、分子がお互いを引き合って凝縮しようとする。その結果、液体は表面積が少ない球形になろうとする。水滴やシャボン玉が丸くなるのも、この原理によるものであると言える。 この力を利用して作った水の架け橋の映像がこれなんだ。 The Floating Water Bridge – Startup & Expansion (real time) 関連記事: 熱した鉄球を水につけるとどうなるか?水蒸気爆発実験 高温に熱した鉄球を水の中につけるとどうなるか?一目瞭然な映像がYOUTUBEで紹介されていたのでまずは見てみることにしようそうしよう。 家で簡単にできる化学実験「マジックミルク」 簡単に家で試せる実験シリーズだよ。
【ワシントン=勝田敏彦】この世に存在する元素の数が112に増えた。ドイツで見つかった原子番号112番の元素の存在が日本の研究などで再確認され、国際機関が公式に認めた。名前が決定されたのちに、理科の教科書の周期表の記述なども書き換えられることになる。 この元素は、96年にドイツ・重イオン科学研究所(GSI)などの国際チームが合成した。短時間しか存在できないことなどから再現実験が難しく、確認に時間がかかっていた。しかし04年、日本の理化学研究所のチームも合成に成功して07年に発表。これらを受けて認定機関である国際純正及び応用化学連合(IUPAC)が今年5月、公式に認めた文書を発行した。 現在、命名の手続きに入っており、「コペルニシウム」が提案されている。GSIのホフマン教授が「私たちの世界観を変えた傑出した科学者の名をたたえる」とし、地動説を提唱したことで有名なポーランドの天文学者コペルニ
2009年4月に発表された現存する鳥類の飛行研究から、体の大きな翼竜は、飛行可能な速度で羽ばたけなかったことが示唆された。 (Photograph by Jonathan Blair) 恐竜時代に生息していた巨大翼竜(プテロサウルス)が、実際には飛べなかったことを示唆する新たな研究が発表された。長い間、空を飛べる動物としては史上最も重いとされてきた翼竜だが、その定説が覆される可能性が出てきた。 この研究では現存する鳥類の体重と体の大きさに基づいて計算が行われ、体重41キロ、翼開長5.1メートルを超えると、空中にとどまっていられる速度で羽ばたくことができなくなるという結論が導き出された。 この結論から推測すると、史上最大級の飛行動物とされる大型翼竜“ケツァルコアトルス”なども、本当は飛べなかったのではないかという疑惑が浮上する。 白亜紀末に生息していたケツァルコアトルスは、最大で体重2
銭湯のサウナや、カップラーメンのお供や、ゼルダの伝説などで今でも使われている砂時計。砂時計は、約1000年前から使われていたといわれているが、そこには、現代科学をもってしても解明できていない、様々な謎が隠されているらしい。 そんな、砂時計にまつわる謎が紹介されている本がある。タイトルはずばり、『砂時計の七不思議』(中央公論社)。著者は中央大学教授の田口善弘教授(執筆当時は東京工業大学助手)である。なんともロマンあふれるタイトルにいざなわれ、読んでみた。 本には、タイトルの通り、砂時計にひそむ七つの不思議が紹介されている。例えばこんなものだ。 「砂時計の砂が流れ出る速さは、砂時計の上半分に残っている砂の量によらない」 これ、一見すると当たり前のように見えるが、これが水だとこうはいかない。 紙パックの牛乳の底近くの側面に穴を開けたとする。最初はいきおいよく牛乳が出てくるが、最後の方はちょろちょ
新しいリュージュの構造 宇宙航空の最先端技術を使ったリュージュで、狙うは金メダル――。来年のバンクーバー冬季五輪に挑む日本のリュージュチームを、宇宙航空研究開発機構や東京大などが支援することになった。現在、そりの胴体に使われている繊維強化プラスチック(FRP)をカーボン素材に換え、軽量・低重心化を図る。製作は始まったばかりだが、研究者たちは「必ず間に合わせる」と意気込んでいる。 リュージュは、むき出しのそりに選手が仰向けに乗って氷上を下り、速さを競う。 そりは、人が乗るFRPの平べったい胴体と、金属の刃のついた木製の滑走部分とでできている。今回は、FRPをより軽くて硬いカーボン素材に置き換える。一方、全体の重量は規定で下限値があるため、刃やそりの部分を重くし、重心を限りなく下げて運動性を高める方針だ。 宇宙機構側はすでに今年3月、産学連携の共同研究に新型リュージュを含む軽くて強い材
磁石をそばに置くだけで電気が起きる――そんな簡単な発電の仕組みを、東京大の田中雅明教授らのチームが超微細技術を駆使して世界で初めて実現した。 この仕組みは「スピン起電力」と呼ばれ、磁気センサーや超小型電子機器の電源などに応用が可能という。 8日付の英科学誌ネイチャーの電子版で発表した。従来、磁気で電気を起こすには、発電機のように、電線を幾重にも巻いたコイルの近くで磁石を動かし、磁場を変化させる必要があった。 田中教授らは、磁石を動かさなくてもすむ方法を研究。小さな磁石のように振る舞う電子の性質(スピン)に着目した。 田中教授らは、ガリウムやヒ素、マンガンなどを材料にして、特定の向きのスピンを持つ電子だけが出入りできるような微細な磁石の粒を素子の中に作り、強めの永久磁石に相当する磁場の中に置いた。 すると、21ミリ・ボルトの電圧が発生した。実験時の温度は、零下270度近辺と極めて低いが、半導
Liイオン電池の「謎」解けた! 長時間利用に期待2008年8月31日8時47分 印刷 ソーシャルブックマーク 次世代リチウムイオン電池の電極として期待が高い「鉄含有リチウムマンガン酸化物」が電池の容量を向上させる仕組みを、産業技術総合研究所(産総研)関西センター(大阪府池田市)が突き止めた。実用化の「壁」が解明されたことで、電気自動車向けなどの新型電池の開発につながりそうだ。米電気化学会誌に発表された。 秋田知樹・産総研主任研究員らは、電子顕微鏡で得たデータの新解析法で、観察が難しかった電気のもととなるリチウムイオンが電池内で動く様子を確認した。リチウムマンガン酸化物とリチウム鉄酸化物がつくる特殊構造によって、より多くのリチウムイオンが出入りし、容量を向上させていることがわかった。充電時に発生する酸素が漏れて劣化することも突き止めた。 「鉄含有リチウムマンガン酸化物」を電極に使うリチウムイ
The Large Hadron Collider (LHC), a 27 kilometer (17 mile) long particle accelerator straddling the border of Switzerland and France, is nearly set to begin its first particle beam tests. The European Organization for Nuclear Research (CERN) is preparing for its first small tests in early August, leading to a planned full-track test in September - and the first planned particle collisions before th
MITのWalter Lewin先生の講義が非常に面白い。 これは、その体を張った物理学の講義のプロモーションビデオである。 WIRED VISIONの記事で元々知ってたが、今日プロモーションビデオを見つけた。 MIT「熱血物理学教授」の講義ビデオが大人気 | WIRED VISION http://wiredvision.jp/news/200801/2008010921.html MIT OpenCourseWareといって、講義のビデオも公開されている。 素晴らしいと思ったり、あとで見るとか思ったりするのは簡単だ。 でも面白いと言って、その場限りで終わってしまうのはあまりにももったいないと思う。 ブームみたいに一時的に盛り上がるだけなのは、あまり好きじゃない。 もっと深く掘り下げてじっくりやるのが好き。球面はやや泥沼にはまり気味だけど。 上っ面の理解じゃなくて、ちゃんと掘り下げようと
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