ゲーム研究者に「おそろしく退屈なゲーム」と評されたPCゲームがある。そのゲームの名前はズバリ「風呂」。 作った人は斎藤公輔さん。ん?この名前ってどこかで聞いたことがあるような…。そう、以前、エキサイトニュースBitコネタで紹介した、アマゾンの箱を全種類めざして集めている“あの”斎藤さんである。早速、筆者は再び大阪の斎藤さんの元へ。果たして「おそろしく退屈なゲーム」とはどんなゲームなのか。お話を伺った。 ――まさか、「風呂」のゲームを作ったのが斎藤さんだったとは!そもそも「風呂」って、どういうゲームなんですか? 「一言で言ってしまえば、お風呂のお湯を沸かすシミュレーションゲームです」 ――お湯を沸かすゲーム!? 「まずは浴槽に水を入れるんですけど、30分くらい待たないといけないんです。タイミングを外したりすると水が溢れるので、常に様子をみておかないといけません。それから風呂を沸かしはじめまし