第二インターナショナルは、第一次世界大戦の際、加盟する社会民主主義政党が国際主義を放棄して「祖国防衛」を支持したために瓦解した。1914年8月、ドイツ社会民主党の国会議員団は「われわれは危機の瞬間にあって祖国を見捨てるようなことはしない」[11]と声明して軍事公債に賛成投票した。イギリスでは労働党のアーサー・ヘンダーソン、ジョン・ホッジとジョージ・バーンズ、フランスでは社会党のジュール・ゲードとマルセル・サンバが挙国一致内閣に入閣した。 反戦派はスイスのツィンメルワルトで1915年9月に国際会議(ツィンメルワルト会議)を開き、国際主義を復活させようとした。しかしツィンメルワルト会議に集まった社会主義者らも十分に意見が一致したわけではなく、平和主義的な右派と革命的な左派に分かれた。左派の中心となったボリシェヴィキは排外主義者や日和見主義者と絶縁して第三インターナショナルを設立することを主張し
JR北海道 乏しい修繕費 走行距離当たり全国平均の6~7割 「公費投入必要」の声も (10/12 07:55) レールの異常放置問題で国土交通省による特別保安監査を受けているJR北海道の保線費を含む年間の施設・車両修繕費を北海道新聞が分析したところ、鉄道事業収入に対する割合ではJR旅客6社平均の2倍近い水準にのぼる一方、列車走行距離の合計で割った額は平均より3~4割少ないことが分かった。専門家からは「公費投入を検討すべきだ」との指摘も出ている。 JR北海道の野島誠社長は9日の記者会見で、保線にかける費用について「適切かどうか検証する」と述べ、従来の「予算を十分配分してきた」との見解を撤回した。 施設・車両修繕費は、線路維持や地上設備、車両の補修などにかかる費用の合計額。国土交通省の資料によると、2006~11年度にかけてのJR北海道の年間施設・車両修繕費は162億~211億円=表参照=で推
■細やかなおもてなし実感 直前試乗ルポ 国内外の注目を集めるJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」の運行開始が、いよいよ15日に迫る。観光振興の起爆剤としての期待も高まる「九州版オリエント急行」の報道関係者向け試乗会が10日、開かれた。鹿児島中央(鹿児島市)-隼人(鹿児島県霧島市)間の1時間あまり。日本が誇る「おもてなし」の粋を集めた車内で、至福のひとときを過ごした。(大森貴弘) ◇ 午前10時20分、鹿児島中央駅5番ホームに、ななつ星が姿を現した。機関車から客車まで8両すべては漆塗りを思わせる光沢のあるワインレッドに染められている。圧倒的な存在感をもつ列車だった。 「これが、ななつ星か…」「もうすぐ走り始めるんだよね」 ホームで別の列車待ちをしていた乗客もざわついていた。携帯電話やスマートフォンを掲げ、カメラで撮影する人も多い。 車内に足を踏み入れ
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