戦後初の国産旅客機「YS-11」を公開するための支援運動が、クラウドファンディングサイト「A-port」で始まりました。 「YS-11」量産初号機 「A-port」のプロジェクトページ クラウドファンディングを行っているのは、YS-11を保有する国立科学博物館。支援を受けるYS-11は1964年に初飛行した量産初号機であり、旧運輸省航空局が全国の航空管制機能などをチェックする際の飛行検査機として、1998年まで使われました。 現役のころのYS-11 引退後は国立科学博物館に寄贈され、羽田空港内で保管されていましたが、2019年に茨城県にある「ザ・ヒロサワ・シティ」で、屋内展示されることが決定。分解して移送の後、再度組み立てられる予定でした。 しかし、昨今の情勢により、国立科学博物館の入館料収入が激減。YS-11の再組み立ての資金が不足したことから、クラウドファンディングの実施に踏み切りまし