JR北海道の昨年9月事故 特急の破損部品紛失、メーカーに届かず (07/11 14:33、07/11 16:18 更新) JR北海道の特急北斗が昨年9月、JR千歳線新札幌駅で潤滑油などが漏れるトラブルを起こした際、原因究明のためメーカーに送っていたはずの部品が紛失していたことが、11日分かった。この部品は、今月6日の出火事故や、今年4月の同型車両のエンジントラブルでも破損しており、原因究明の要とみられている。 この部品は、エンジンの燃料噴射ポンプ内にある鉄製の部品「スライジングブロック」。昨年9月18日のトラブルで破損しているのが見つかった。 同社は、製造したドイツの部品メーカー「ボッシュ」に原因の調査を依頼、翌月に国内の代理店に破損したスライジングブロックを発送したという。ところが、今年5月に確認したところ、ボッシュ側に部品が届いていなかった。JRによると、この部品がどこにあるか現時点で