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ブックマーク / mimi.sub.jp (6)

  • maikai: 放送席から観た新生・全日本プロレス旗揚げ戦

    6月30日の両国国技館から2週間…昨日はGAORAの新生・全日プロレス旗揚げ戦中継の解説席へ。実際には『サマー・アクション・シリーズ』開幕戦だが、武藤・全日が6・30両国で終焉して新たな体制の出発だから事実上の旗揚げ戦という形で鍵野アナウンサーとともに実況解説に臨んだわけだ。 そして放送席にはセミファイナルから渕正信も。去就を明らかにしていなかった渕だが、この日の入場セレモニーで諏訪魔に呼び込まれてリングイン。「私は生涯、全日プロレスです!」と宣言した。この渕の選択は予定調和のように感じる人も多いかもしれないが、それは違う。今回の分裂騒動が起こった時に「全日プロレスの看板の重さをわかってない!」とえらい剣幕だったのだ。白石社長と会うことすら拒否してまるで聞く耳を持たなかった。やはり昭和のレスラーは頑固なのだ。ただ、その一方では6・30両国終了後、「やっぱり全日プロレスはいいよねぇ

  • maikai: 放送席から見た武藤・全日本の集大成

    昨日は両国国技館で2002年10月からの10年8ヵ月続いた武藤・全日の最後の大会。ノアの後楽園ホールを途中で切り上げて14時前に国技館入りすると、リング上で何やら笑いながら話している諏訪魔、渕、中ノ上。諏訪魔は残り、中ノ上は去る。渕はまだ去就を明らかにしていないが、7月1日以降、この3人がリングサイドに集うことはない。そして残る木原文人リングアナと去る阿部誠リングアナが進行の打ち合わせをしていた。試合前のいつもと変わらない風景…いや、選手とスタッフの誰もが“最後の時間”を大切にしているように感じた。 武藤の要請で02年2月にアメリカから帰国、全日に入団して武藤政権発足後は選手としてジュニア・ヘビー級を牽引し、コーチ役として若手を育成したカズ・ハヤシは「2日前に荷物を整理しに道場に行った時には涙が出ましたね(苦笑)。今日は、この11年間の俺の集大成を見せますよ」と言っていた。そう、明日か

  • maikai: 平井選手の事件について

    5月30日からこのダイアリーを自粛してきた。これまでの間、様々な大会を取材してきたが、最初に書くべきことは平井選手の件だと決めていた。だが、憶測で書くのは嫌だったから更新出来ないままでいた。日の後楽園ホールで全日プロレスの新社長に就任した内田雅之氏から観客に対してお詫びと所信表明があったので、これを機に書こうと思う。 まず個人的な感情から書かせていただく。平井選手とは90年夏にSWSの第1回練習生公募オーディションに合格してからのお付き合いだし、TARUにしても96年夏にWARに参戦してからの付き合いだけにやはり心中は複雑だ。素顔のTARUについては礼儀正しく、腰が低い人物という思いがあるし、この世界ではどんな理由があるにせよ、後輩が先輩に暴行を働くというのは有り得ないことだけに、今もなお「なぜ?」という気持ち、ぶつけようのない怒りと悲しみがある。 今、表面に出ているのはTARUがVM

  • maikai: 平井伸和選手について

    全日プロレスは昨日の神戸大会の試合後に脳卒中で倒れ、救急車で病院に搬送されたスーパー・ヘイト選手の手術が成功したと公式発表した。 昨日の神戸大会はGAORA中継があったため、私も現場にいた。ただし放送席に張り付きだったため、ヘイト選手が倒れたと知ったのは全試合終了後に控室に行ってからだった。 昨日の興行の目玉のひとつは第3試合で行われたKENSOvsヘイトのウィップ・アス・ランバージャックデスマッチ。KENSOがダブル・ニードロップで勝利したが、試合中に特にヘイト選手が頭を強打するというような場面はなかった。23日の大分大会でKENSOのイスによって右側頭部を7針縫う怪我を負っているが、あくまでも外傷であって、今回の脳卒中とは関係ないとのことだ。 後で聞いた話によると、試合後のインタビュー中に嘔吐し、その後も控室で嘔吐を繰り返して意識不明に陥り、運ばれたという。 セミファイナルでは船木&

  • maikai: 今、この状況の中で…

    昨日はDDT後楽園ホールからノアのディファ有明とハシゴ。まずはDDTだ。節電ということでビジョンを使った演出はなし。そこで打ち出したのは“映像ではない新たな演出方法”だった。 大会前にビジョンを使って対戦カードを発表するのはどこの団体もやっていることだが、ビジョンを使えないために何とカード発表ごとに選手がリングインして対峙。映像ではないナマの絵は新鮮だった。DDTでは導入部として控室のやりとりをビジョンで見せて、そこから試合に突入するという手法が多いが、これもビジョンを使えないために机とイスを持ち込んで、控室のやりとりをリング上でナマで見せる演劇(?)にチャレンジ。これも大受けだ。一連の流れを見せるVTRもないから、これはラジオ・ドラマのように音声のみでやった。マイナス材料をプラスにしてしまう、楽しんでしまうというのがDDTの強みである。 もちろん試合もよかった。HARASHIMAvsアン

  • maikai: 2010年度プロレス大賞選考会

    昨日8日の午前11時30分から行われた『2010年度プロレス大賞』選考会の経緯及び各賞受賞者を発表させていただきます。東京スポーツ運動部専門委員の柴田惣一氏を選考委員長、脚家の内館牧子さんを特別選考委員(所用のため選考会は欠席。事前の各賞ノミネートのみ)として、東京スポーツの原口典彰運動部部長、平塚雅人運動部次長、細島啓輔運動部次長、楠崎弘樹運動部主任、柏原和幸運動部主任、水沼一夫、小阪健一郎、大島啓、岡佑介の各記者、秋山直毅写真部主任、写真部の長島昌徳、内田忠宏の各氏、サンケイスポーツの江坂勇始記者、スポーツニッポンの仁木弘一記者、デイリースポーツの藤澤浩之記者、東京中日スポーツの大西洋和記者、日刊スポーツの森隆記者、報知新聞の秋元正己記者、週刊プロレスの佐藤正行編集長、プロレス評論家の菊池孝氏、門馬忠雄氏、サムライTVキャスターの三田佐代子さん、そして私の25名によって選考会が行

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