釜めしの釜を再利用したい 夏休み、実家に帰省したときのことである。台所で意外なものをみた。釜めしの“釜”である。つい「意外なもの」と書いたが、実際の感想は「ああ、この家にもあるのか…」だった。 あなたの家にもありませんか? 何に使うのか目的がハッキリしないまま、とりあえず何かに使えそうだからと、戸棚の奥に仕舞いっ放しになったままの“釜”が。 私の家にもある。まだ長野新幹線が通る前、横川駅を通ったときに購入した駅弁の残骸だ。「こんなに立派な器だもの、何かに使えるハズ」と取っておいたはいいが、未だに使っておらず、単なる場所塞ぎと化している。 せっかくだからこの際、いろいろと使ってみようじゃないか。 (高瀬 克子) いろいろな使用法 さて、実家にあった釜だが、なんと現役で使用されていた。台所のテーブルにドーンと置きっ放しなっており、ものすごい使用感を醸し出している。 「お、一体なにに使っているの