司法次官代理のジェフリー・ブクホルツ(Jeffrey Bucholtz)氏はこの日、ミネソタ州地方裁判所に提出した20ページの弁論趣意書の中で、陪審が被告人のジャミー・トーマス(Jammie Thomas)氏に対する損害賠償請求で認めた金額は過大なものではないと述べた。 趣意書には、「本件の著作権侵害に関する事実認定を踏まえるならば、著作権法の法定損害賠償規定に基づいて認められた賠償金額が、憲法の適正手続条項を侵害しているとは言えない。(この損害賠償は)不法行為に釣り合わないような厳格かつ威圧的なものではない」と書かれている。 司法省の趣意書は、6つの音楽レーベルに帰属する複数の著作権を意図的に侵害したとされる行為に対し、22万2,000ドルの損害賠償を支払うよう命じる判決を下したところ、Thomas氏がこれを憲法違反であるとして上訴したことを受けて提出された。 この裁判では、12人の陪審