すでに本家/.のストーリーになっているが、2001年に発表されたソニーPS2用のゲームソフト「ICO」が、GNU GPL(LGPLではない)の下でライセンスされている出雲正尚氏作のlibarcからコードを流用していたことが1ユーザによって発見された。 発見者はソニー・コンピュータ・エンタテインメント(SCE)と出雲氏に連絡を試みたが、11月28日の時点でまだ返答はないという。11月29日付Engadget日本語版の記事によると、問い合わせに対しSCEは「GPL違反疑惑そのものを認識していないため現在確認中」と答えているようだ。 なお、libarcは本家のコメントでもしばしばSourceForgeのlibarcと混同されているが、同名の別物である。