2011/2/27 プロレスラーを涙させるプロレスラー…ディック東郷、その絵画のような美しさ 本日発売となったDDT新パンフに掲載したアントーニオ本多インタビューを熟読していただいた方には、そのディック東郷に対する思いがどれほど深いかが伝わったと確信している。2人の関係については、今さら説明するまでもないほどファンも理解を示し、そしてその物語をつぶさに見てきたわけだが、それでも本人の言葉として改めて提示されると、染みるものがある。 「自分が(挑戦の名乗りをあげた時)リングに走っていくのを上から見ている絵が、やっていると同時に見えていて映像作品のようでした。そうだ、自分がこうすればいい作品になるんじゃないか。こんな機会を逃すようなヘマをするためにプロレスをやっているんじゃないんだって」 「殴るっていう行為は…野蛮なことじゃないですか。でもプロレスラーの不思議な感覚として、痛いんだけれどもビー