Fedora Projectは2007年11月8日(米国時間),無償で利用できるLinuxディストリビューションの新版「Fedora 8」(開発コード:Werewolf)を公開した(写真1)。特定用途向けの版(「Spins」と呼ばれる)の種類を増やし,オンライン・デスクトップ環境を追加したことが特徴である。 公開した版は,DVD-ROM版とライブCD版。それぞれ,対応CPUやSpinsごとに版が分かれている。対応CPUは,米Intel社の80386互換CPU(i386),Pentium ProやPentium M互換(686),米AMD社の64ビットCPU,米Intel社の64ビットCPU(x86_64),32/64ビットのPowerPC(ppc)。いずれの版も主要なシステム関連ソフトのバージョンは同じで,カーネル2.6.23.1,glibc 2.7,gcc 4.1.2,X.Orgを採用。
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