これまではVSMやサービスブループリント、BPMN、PFDなどのプロセスマッピング手法でAsIs / ToBeのプロセスを描き、改善してきましたが「AsIsのデータ取得ができていないため、想定効果の算出、効果測定が難しい」、「対応がワンタイムになってしまい、効率化したプロセスにツギハギで作業が追加され、しばらくすると非効率になってしまう」などの課題を抱えていました。 事実をベースに、継続的にプロセスを改善していくために、プロセスマイニングの導入を考えてみます。 ■プロセスマイニングとは プロセスを軸にしたビッグデータの分析手法です。プロセスの流れを可視化することで、プロセスに潜む様々な問題の特定を容易にし、DX(デジタルトランスフォーメーション)を促進します。捉えにくい概念なので、ここでは関連する概念との比較で考えます。 ●DIKWモデル ※wikipediaから引用 Data: データ