地雷を処理するには大量の人手と膨大な時間が必要ですが、一刻を争う戦場ではセンサーで地面をちまちまと探るなど悠長なことをやっている暇がありません。そこで「地雷原処理車」と呼ばれる車両を使ってもりもりと地雷原をつぶしていくわけですが、この度アメリカ海兵隊が新型車両を導入、アフガニスタンで初陣を飾りました。 詳細は以下。 Assault Breacher Vehicles to Clear IEDs in Afghanistsn - ABV Video - Popular Mechanics その名も「アサルト・ブリーチャー・ビークル(ABV)」。M1エイブラムス戦車の車体を利用して作られており、乗員は2名。重量2.3トンの鋤(すき)を装備して地面を時速16kmで掘り進んで地雷を爆発させます。 また、約800kgのC4爆薬をロープ状にしたものを撃ち出すMK155有線ロケット弾も装備、幅15m、長
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